- 石匠の里公園 revisited 石匠の里公園は再訪。ここには多くの石フェス関連の野外彫刻が設置されている。前回来た時も、観ることは観ているのだが、写真は全部は撮らなかった。今回はコンプリートを目指す(といいつつ、『記録集』の石彫アートマップにあった25菊池満雄《Reversing Stone》(1994)は見つけられなかった)。なお、今回は石の民俗資料館はパスし、代わりに八栗ケーブルに乗って、八栗寺を参拝した。
31久保健史《Cross・Cross/'00》(2000)。第5回コンクール。サポート企業:有限会社マルシン太田石材工業所。石匠の里公園は再訪、前回来たときも立ち寄った。その時も掲載した久保健史作品から今回も始めよう。この間にもいくつか久保健史作品を観ているのだが、それもあってか、これ、ますますおもしろくなってきたな。
今回は時間の都合で立ち寄れなかったが…公園内にある高松市石の民俗資料館。
- ところで、石匠の里公園には多くの野外彫刻が設置されているが、残念ながら、タイトル板が付いている(残っている?)作品があまりないのは残念(古めの作品はほぼ全滅…)。せっかくなのだから、このあたり、ちゃんとしてくれたら、ありがたいのだが… タイトル板で確認できない作品については、『記録集』を参照した。
20中嶋万須夫《立て横》(1988)。第1回コンクール。制作協力:(株)寺竹石材工業所。タイトル板があるようだが、周囲が立入禁止で、近寄れなかった。
17石井厚生《時空・21》(1988)。第1回招待作家。制作協力:(有)高橋石材。
22Andre Raboud《Table du Repos》(1991)。第2回招待作家。制作協力:(株)石の店 山田(深間第3工場)。
23Miroslav Maler《The Star Man》(1991)。第2回招待作家。制作協力:(株)和泉屋石材店(石のアトリエ)。
29楊英風《曙》(1994)。第3回招待作家。制作協力:(株)高橋石材。
19高橋清《波のイメージ》(1988)。第1回招待作家。制作協力:(株)西山石材。
27豊田豊《四次元の空間 '94》(1994)。第3回招待作家。制作協力:(株)石の店 山田(深間第3工場)。
26小林陸一郎《旅人の碑》(1994)。第3回招待作家。制作協力:(株)高橋石材。
32下次正一《春のポパイ》(2003)。第6回コンクール。制作協力:(株)和泉屋石材店。
28Pedro Ramos《TOURO JAVALI》(1994)。第3回招待作家。制作協力:(株)和泉屋石材店(石のアトリエ)。2基1組。
21Pierre Szekely《SACRED DOOM》(1988)。第1回招待作家。制作協力:西日本石材工業(株)(深間工場)。
24山本明良《黙示の夏−王と妃−》(1991)。第2回コンクール。制作協力:古市石材店(株)(深間工場)。
18江藤薫《BLOWING WIND》(1988)。第1回コンクール。制作協力:庵治石彫工房。
30吉本豊《響き》(1994)。第3回コンクール。制作協力:(株)NNストーン。
- 以下の5基の彫刻は、石の民俗資料館の入口近くに置かれていたもの。いずれも小ぶりの作品で、1997年の第4回コンクールの入賞作と思われる(マケットによる応募・審査を経て、入賞作品が実物制作される)。
岩崎順一《Sea II》[マケット](1997)。第4回コンクール、牟礼町長賞。本制作された作品(15)は野上公園に設置。
山崎康《無題》[マケット](1997)。第4回コンクール、石のフェスティバル賞。本制作され作品(33)は、県道272号線(高松志度線)の羽間交差点の一つ東の交差点の少し東に設置(見落としてしまった。ダメだ笑)。追記(2020.1.28):行ってきたゾ→ここ。
脇本浩志《陽環》[マケット](1997)。第4回コンクール、文部大臣奨励賞。本制作された作品(16)は御山公園に設置。
堤一彦《ORIGIN》[マケット](1997)。第4回コンクール、香川県教育委員会教育長賞。本制作された作品(12)は高松市立牟礼中学校に設置(未見)。
井上麦《地表より−消えた森》[マケット](1997)。第4回コンクール、牟礼町議会議長賞。本制作された作品(97)は長野県上水内郡飯綱町(むれ温泉天狗の館)に設置(牟礼町が寄贈したものらしい)。gmで確認できた。追記(2021.7.1):google mapsで確認できたむれ温泉天狗の館前の《地表よりー消えた森》を下に掲載。