かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

室蘭 彫刻放浪:洞爺湖→伊達→室蘭(3)

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イタンキ浜にて

  • 中島本町の國松明日香 中島町入口でバスを降り、しばらく道道919号線沿いを歩き、中島町1−33/1−14/1−15の交差点を北に折れる。大型スーパーに立ち寄り、昼食用に食料を仕入れておく。そのスーパーの北側、団地1棟を挟んで向こう側の空き地に目指すものが見つかった。室蘭の野外彫刻を予習でネットをいろいろ検索している際に見つけた先達の旅行記で、このあたりに國松明日香作品(となにやら鉄のオブジェのようなもの、というか、製鉄関連の部品をオブジェ化したものか?)があることを知った。正確な場所がわからないので、背景の建物などを参考にgmでシラミ潰しに探していると、なんとか場所を特定することができた。どうも國松作品はイタリアンレストラン(リストランテ・カリーナ)の入口のところに設置されている(た)もののようだ。ところが、このレストラン、とうに潰れているようで、sv(2017.7)では仮設壁で囲まれ、解体工事中になっていた。svでは國松作品は確認できない(一方の鉄のオブジェは確認できた)。ここまでが予習段階のはなし。で、まあ、せっかく近くまで行くので、ダメもとで、現地に立ち寄ってみることにしたのだが、実際に行ってみると、レストラン跡は仮設壁ははずされ、柵で囲んで立ち入れないようになっていた。もちろん國松作品は見当たらない。裏手の草地には、やはり柵で囲まれ、鉄のオブジェが放置してあったのだが、その場所に、なんと國松作品もころがっているではないか…う〜む、観覧できた、というには抵抗があるが、一応、存在は確認はできた。このまま、朽ちるに任せるのではなく、どこかにきちんと設置してくれないものか…

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鉄のオブジェに挟まれて、國松明日香作品が横倒しにして置かれている。現在は室蘭製鉄所が所有しているようだ。


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銘板も残っていて、國松明日香《風と翼》(1989)とあった。コールテン鋼の作品だが、台座など、やばそうな赤錆が浮かび出ていた。

  • アルコナードの彫刻 道道919まで引き返す。道道919の中島町1−33/1−14/1−15交差点と、東室蘭駅に通じる中島町1−29/1−24/1−33/知利別町1−1交差点の間(街路名:3・3・211中島中央通)は、アルコナードと呼ばれる商店街になっている(中島中央商店街振興組合)。アルコナードの南・北の歩道上に、室蘭市出身の児童文学者の三宅知子の童詩・童謡とそれをテーマにした彫刻が4基ずつ合計8基設置されている(彫刻の作者は不詳)。これらは中島中央商店街振興組合によるもので、平成14年度(2002)に設置されたようだ。前回、室蘭に来たとき、室蘭から洞爺湖温泉に向かうバスの中から、これらの彫刻の一部を見かけた。改めて調べると、像のことがわかり、今回、訪ねた次第。

>参考:室蘭市 中島地区のまちづくり
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三宅知子による童詩・童謡の彫られた石板と、その童詩・童謡をモチーフにしたブロンズ像がペアになって設置されている。これは《すうじ》という作品。
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《すうじ》


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《じゅもん》


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《のぼる》


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《おうまのカスタネット



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《かいだん》


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《イス》


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《ぶらんこ》


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十五夜さま》


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他に、幾つかの店舗の看板がオブジェにもなっていたりして、見ていてなかなか楽しかった。


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アイランド通りの噴水(水、出ていなかったけど…)。H26年度の設置。オレ的には、今回の旅行で観たなかでは、いちばんかっけー物件だった。


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地球岬を描いたタイル。噴水の足下やこの辺りの舗道にはめ込まれていた室蘭の名所を描いたタイル。何種類かあった。

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國松明日香《SUNRISE》(1990)

  • JR室蘭行き12:28発に乗車。1駅3分ほどで輪西駅に到着。170円。東室蘭駅のホームで列車を待っていると、周囲が何やら白く濁っている。どうも霧が立ち始めたようだ。彫刻を観る分には支障はなさそうだが、遠くの景色などはこれでは見えないかも、だな。どうしようか?
  • 輪西7条グリーンモールの國松明日香 輪西駅から少し5分弱あるいたところにあるグリーンモールに立ち寄る。輪西は初めて室蘭に来たときに宿泊したので、2回目なのだが、最初に来たときは、グリーンモールの彫刻のことは知らなかった。

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國松明日香《月明》(1983.7.24設置)。新日本製鐵株式会社室蘭製鉄所の寄贈。


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《鉄が生まれる街のボルタ》(2009.10.2設置)。制作はノボリオアトリエ+テツプロ。新日本製鐵(株)室蘭製鉄所創業100周年記念。

  • 潮見公園・潮見展望台 真っ白というほどではないが、霧が立ちこめている。潮見公園の展望台に行くつもりだったのだが、これでは視界が効かず、何も見えないかもしれない。が、まあ、時間に余裕もあるし、せっかくここまできたのだから、潮見公園に立ち寄ることにした。準備した地図をたよりに、市民会館の横の道を抜け、丘を上がる。北海道立室蘭高等技術専門学院の右に見ながら、しばらく道を上がると、道道919に出て、潮見公園の駐車場が見えた。数台の車が止まっている。民家が何軒もあり、意外だった。霧で視界は悪いが、何も見えないわけでもない。幻想的な雰囲気で、これはこれでいいかもしれない。駐車場のすぐ近くにちょっとした展望スペースもあったが、もっと上の方の潮見展望台に行ってみることにした。アスファルトで舗装された道もあるが(遠回りになる)、途中から分岐する展望台に直行する細い道があり、これを上ることした。たいした道のりではない。10分ほどで展望台に着いた。

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この道を上る。ちょうど鉄塔の横あたりが展望台。


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しばらく上ったところで、脇道に入り、展望台を目指す。これは振り返って、駐車場方向を見たところ。


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潮見展望台。ほとんど人が来ないのか、ベンチや柵も壊れたままに放置されている。360°の展望があり、眺めは興味深い。


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東側の眺望。イタンキ浜。イタンキ岬は霧に覆われ、一部しか見えない。


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西側の眺望。工場群。その先に霧に覆われた白鳥大橋が幽かに見える。

  • イタンキ浜 展望台から、駐車場からイタンキ浜に降りる道が見えたので、浜に行ってみることにした。いったん駐車場まで戻り、緑の丘を下る。ビオトープを抜け、浜辺に出る。ここは鳴き砂で有名なところらしいが、これはちょっとわからなかった。海から霧が次々に押し寄せてくる。その中を、浜沿いに南の方に歩く。浜近くにそそり立つ崖の景が美しい。遠くに奇岩が見える。あの向こうの方が、地球岬だろう。崖下の砂浜から見るこのような風景は初めてのことで、この旅行での思わぬクライマックスになった。こころ奪われる光景だった。

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  • イタンキ浜から東町バスターミナルまで歩く。途中から、東大通3号線 歩行者専用道路という高圧電線や鉄塔の下の道を歩いた。15分ほどで、東町バスターミナルに到着。思ったよりも時間がかからなかった。時間に余裕があるので、どこかで昼食でも、と思ったが、適当な店が見つからない。いい加減歩き疲れてもいたので、少し早いが、1本早い新千歳空港行きのバスに乗ることにした。14:57発で、1時間30分強で新千歳空港に到着。1570円。車中はほとんど気を失っていた。

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東大通3号線 歩行者専用道路。


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道沿いの大和公園。あまり手が加えられていない。草ボウボウで、野の花が咲き誇っていた。

  • 帰りの飛行機は、Jetstar GK116便、新千歳20:25→22:00成田の予定だが、成田空港混雑のため(機長アナウンス)、使用機材の到着が遅れ、出発予定も25分遅れの20:50に変更となった。20:20頃、使用機材が到着し、20:35から搭乗が始まる。新千歳空港離陸は20:56頃。フライトは順調で、成田空港には22:10前に着陸。珍しく前方席だったので、1台目のバスでT3まで移動し、到着ロビーには22:17頃出た。新千歳でのアナウンスでは、成田空港到着が20:25予定とのことだったので、終バスには間に合わないなぁ、と思っていたのだが、22:25発の最寄り行き終バスに無事に乗ることができた。終バスが10分遅くなった効果は絶大である。ということで、23:30過ぎに無事に帰宅できたのであった。

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