かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

札幌(3) 彫刻放浪:北広島、長沼、札幌(5)

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  • 手稲駅 札幌駅から手稲行きの普通列車に乗車。270円SUICA手稲駅は2回目。以前に来た時は南口から出て、本郷新作品などを観るために手稲コミュニティセンターまで歩いた。今回は北口方面だが、その前にコンコースの南口側に設置された國松明日香作品を再訪。

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國松明日香《雪だるまをつくる人》(2002)。表側、真っ黒ですまぬ。

  • この後、樽川通りを延々と北上する。途中、札幌市手稲温水プールの横の緑地で、野外彫刻を1基観覧。

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渡辺信《颯》(1996.3.15設置)。札幌あけぼのロータリークラブが創立5周年を記念して寄贈。

  • 若松橋の藤原吉志子 樽川通を新川の方向に歩くと、道は途中から手稲土功川と並行し、それは土功川が新川に注ぐまで続く。川に沿って歩くこと、1kmほどのところに、目的地の若松橋があった。この橋の親柱のところに、藤原吉志子作品が4基設置されている。「橋守り」というタイトルで、1989年の作(『藤原吉志子』[2007.5.19・ドメス出版]掲載の作品リストによる)。橋の西詰がキツネ、東詰がヒツジである。これらが今回の旅行の大きなお目当て。ただ、ヒツジ像は、事前にsvで見た時と同様、交通安全のマスコット化されていた。北海道に行くと、道路沿いに、幾本かの交通安全の旗が立てられ、風にはためいているのをよく見かける。若松橋もそのとおりで、橋上に交通安全の旗が幾本か立っている。それに加えて、東詰の2頭にヒツジはヘルメットを被り、それぞれ「安全運転」「安全確認」と書かれた札を首から下げていた。写真を撮る際に、ヘルメットをちょっと脱がせてみようかなとも思ったのだが、これがまた紐でしっかり結ばれていて、着脱がやっかいなので、あきらめた。(札幌には、この他に、JICA北海道にも藤原吉志子作品があるのだが、すっかり忘れていて、今回も見逃してしまった。失敗! 次回を期したい。)

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西詰上流側のキツネ像

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西詰下流側のキツネ像

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東詰下流側のヒツジ像。

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東詰上流側のヒツジ像


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若松橋を東側から見ると、こんな感じ。交通安全の旗が数本橋上ではためいている。

  • 前田森林公園 若松橋から住宅街を抜けて、前田森林公園まで歩く。20分ほどか。前田森林公園手稲地区の拠点公園として、1982年から10年の月日をかけて整備された。広大な公園の半分が森林で、一年を通じて自然に親しむことができる。中でも、約600mのカナールとその両側に植えられたポプラ並木は見応えがあった。今回は広大な公園のうち、2基設置されている野外彫刻とカナール、ポプラ並木をざっと見て回った。

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新川の流れ。下流方向を望む。


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前田森林公園・案内図


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山本仁《めばえの塔》(1982)。正面入口を入ったところに設置されている。


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ピエール・セカリー《幻想の鳥》(1988)。フランスの彫刻家、ピエール・セカリー(Pierre Szekely)が、日仏友好のために制作したものとのこと。セカリー広場に設置されている。


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カナールとポプラ並木。カナール沿いをふらふらしていると、親鴨に率いられた雛たち(というにはずいぶん大きくなっていたが)を行列を見ることができた。森の中では、キツツキなどもいて、間近で見ることができたが、カメラを向けるとさっと飛んで行ってしまう。

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つづく