彫刻放浪:四街道
- 午後からJR四街道駅周辺の野外彫刻を観に出かけた。四街道市内の野外彫刻を探るのは2回目。前回は、どちらかというと物井駅に近い(そうでもないか)千代田や生花の野外彫刻を探った(→ここ)、今回は四街道駅の周辺を探る。
- まずは北口方面から。
北口広場のモニュメント。制作は菅原二郎(株式会社アムス 彫刻・モニュメント>まちと彫刻 )。駅周辺の機能更新を記念して、四街道市が1986年3月に設置。といっても、北口周辺は再整備され、このあたりもペディストリアンデッキになるようで、噴水は廃止(って、もう廃止になっているか…)、モニュメントも移設されるとのこと。今のところ、塩漬けになってしまったのか、あまり進んでいないようだけど…。
同じ北口広場に、正岡子規の句碑があった。「棒杭や 四ッ街道の 冬木立 子規」。これも1986年3月の設置。
タイトル板はなかったが、《ある日(想)》というらしい(株式会社アムス 彫刻・モニュメント>まちと彫刻 )。作者などは不詳。北口を降りて、線路沿いを千葉方向にしばらく歩いたポケットパークみたいなところに設置されていた。
四街道市第二庁舎(市民ギャラリーなどが入っている)横の、木内禮智《緑の風》(1979)。植え込みの立葵で、上方しかよく見えなかった… これまでにもいろんなところで観ている少女像だが、ここにもあったか。これまで、府中、苫小牧、新庄などで見かけた(実物は未見だが、世田谷や前橋にもある。もっとあるはず!)。
中央公園の噴水の像。作者・タイトルなどは不詳。
四街道市役所前の、《少女の像》(1973.8設置)。制作は中村辰治/サン・アート株式会社。四街道町による設置(市制施行は1981年)。
四街道市文化センター横の、上野弘道《希求》(1985/1985.12.22設置)。台座制作は榎本石材店。四街道市の「核兵器廃絶平和都市宣言」(1983年12月22日)を記念して、市民のカンパにより建立。
《希求》像の手前の方に、鳩の像をあしらった宣言文碑も設置されていた。
四街道市立四街道公民館エントランスの、上野弘道《風化する夏》
- 踏切を渡り、次は駅の南側を探る。
美しが丘近隣公園の、上野弘道《家族》(1993/1993.3建立)。制作の助手:宮崎甲、神谷睦代、輪瀬久美子、松本敦志。四街道市の「地域づくり推進事業」による。公園西側の出入り口付近に設置。
美しが丘第一児童公園の、虎竹秀芳《かざぐるま》(1989.8)。
Yukifumi Kanamori《FAMILY》。アレックス・ヒルズ四街道というマンションの入口に設置されていた。
- 途中、大型スーパーでの休憩を挟み、だいたい2時間30分の探索だった。今日は曇で、風が強い一日だったが、それほどの猛暑でなく、助かる。これで、把握している四街道の野外彫刻(学校構内を除く)はだいたい観て回った。残るは、鷹の台公園の上野弘道作品。オレの家からは少々行きづらいが、これもそのうちに訪ねたいと思っている。