春日市と大野城市 福岡(5)
- 西鉄大牟田線の西鉄福岡(天神)から井尻まで移動。特急で大橋まで行って、各停に乗り替えた。250円SUICA。井尻駅からは駅前商店街を抜けて、県道31号線沿いに歩いて、最初の目的地の日の出ふれあい公園に向かう。街道沿いの交通量の多い道はあまり楽しいものではないが、道に迷いたくないので、やむなく大きな道沿いのルートにした。
- 春日市・日の出ふれあい公園 井尻駅から15分強歩いて到着。この公園の一角が「彫刻の森」となっており、大村清隆の彫刻が5基設置されていた。大村清隆(1912-1988)は春日市出身の彫刻家で、当初、文展・日展で活動したが、後に自由美術協会に所属した。
入口の名標。門柱に小さなブロンズ像が設置されていた。
「彫刻の森」の説明板。
大村清隆《浴》(1977)
大村清隆《大地》(1974)
大村清隆《追求》(1972)
大村清隆《やすらぎ》(1967)
大村清隆《大樹》(1964)
公園の別の一角に、銅鏡と勾玉のモニュメントがあった。タイトル・作者・制作年などは不詳。
- 春日市奴国の丘歴史公園 再び県道31号線を東に10分ほど歩くと、奴国の丘歴史公園があったので、ここも立ち寄ることにした。公園内にドーム状の建物が2つあり、この中で甕棺墓などの遺跡が保存・展示されていた。また公園の一角に、春日市奴国の丘歴史資料館があり、観覧無料だったこともあり、ここも併せて見学する。考古学系の展示の他、民俗展示のスペースも設置されていた。
銅矛をモチーフにしたモニュメント。
- JR春日駅西口・クローバープラザのオブジェ
オブジェその1。作者などは不詳。
オブジェその1。作者などは不詳。
- 春日市役所 クローバープラザの南東に隣接。
石川幸二《飛行記憶》(1994)。初出は第46回二紀展(1994)。庁舎北側入口付近に設置。
大村清隆《和》(1982/1992.10設置)。庁舎南側入口付近に設置。
庁舎南側入口付近に設置されたモニュメント? タイトル、作者など不詳。
- 大野城まどかぴあ
津田三朗《円(MADOKA)》(1996.3.31設置)
津田三朗《賛歌(アリア)》(1996.4.10設置)
- 大野城市役所 まどかぴあの東側に隣接。
《協調躍進》(1981.5設置)。設計制作:九州芸術工科大学 赤堀光信研究室。株式会社糧友福岡の寄贈。
《風標「月を追う魚」》。デザイン:津田三朗、設計・製作:板付新軽金属株式会社。株式会社福岡銀行の寄贈。