彫刻放浪:船橋編(6)
- 本日の梗概 久しぶりに船橋編の続き。総武線最寄りの稲毛駅まで歩き、ここから電車で東船橋まで移動。北口の久保田俶通作品を再訪し、ここから彫刻を求め、船橋教育センター、海老川にかかる八栄橋を経て、船橋市立総合医療センター、さらに船橋市運動公園を訪ねた。帰りは、gmで見つけた彫刻があるらしい長津川ふれあい広場に立ち寄り、塚田駅から東武野田線で船橋駅まで移動。北口の彫刻を再訪し、JRで西船橋経由で最寄りまで戻ってきた。晴れていい日だなと思って、歩き出したら、急に暑くなり、もう10月だというのに、結局汗だらだらになったのであった苦笑
堀豊之《地 創造》(1984.3設置)稲毛海浜ニュータウン造成記念。再訪。
- JR東船橋駅北口
久保田俶通《かがやき》(1989/1990設置)。再訪。
- 船橋市総合教育センター
雨宮敬子《風光る》(1992設置)。入口横に設置されていた。
- 八栄橋と向田橋 八栄橋のバス停から医療センターまでバスに乗るつもりだったのだが、時間に余裕があったので、ここも歩くことに… 海老川にかかる各橋には親柱などに彫刻の類が設置されているようで、これらは改めて訪ねてみたいと思っているのだが、今回は通りかかったので、その予告編(?)として、八栄橋とその一つ上流の向田橋の彫刻を掲載。
八栄橋:親柱にに1基の彫刻が設置されていた(スポーツ健康都市・船橋のシンボル「汗一平(あせいっぺい)」!?の像が2種、それぞれ2基ずつ、合計4基設置)。「栄」とあったので、川村栄の制作。
八栄橋:欄干下にはスポーツをテーマにしたレリーフが左右各4枚ずつ設置されているが、中にはちょっとシュールでよくわからないものも。掲載作がいちばん変!?なやつで、バレーボールかなと思うのだが、ボールもないし… レリーフの中にはサインのあるものもあったが、本作の作者は不詳。
向田橋:親柱ではなく、左右の欄干中央にエサをついばむ2羽の雉の像が設置されていた(左右の欄干に各1基ずつ)。これも「栄」とあったので、川村栄の制作によるもの。デザインは漫画家の牧野圭一が担当したらしい。この像、いたずらで破損していたようだが、2017年の修復されたとの記事をネットで見かけた。また、割愛したが、向田橋に欄干下にレリーフが設置されており(左右4枚ずつ)、いずれも川村栄による田園/農村風景を描いたものだった。この向田橋が海老川13橋めぐりの終点。
- 船橋市立医療センター 交通量の多い道沿いを歩くのが嫌になり、途中から畑の中の道を歩いた。ねぎ畑が多かったような。道の先に医療センターの大きな建物が見えるのだが、中々近づかない。
堀豊之《やすらぎ》(1986/1989設置)。鋳造は中村喜久雄が担当。
- 船橋市運動公園
体育館前なので、例によって股間若衆。久保田俶通《青春の詩》(1971/1973.6.16建立)。船橋中央ライオンズクラブによる。
こちらもマッチョ。富永直樹《新風》(1971/1983設置)。陸上競技場の北東側に設置。最初メインスタンド付近とばかり思って、探したら、なかなか見つからないので、ちょっと焦る。まあ、競技場の周囲を1周してみようかと歩き出したら、見つかった。隣接する球場の周囲で、中学生たちがわいわいとお弁当を食べていた。
中央池のほとりの、花咲爺ならぬ《花咲河童のかっちゃん像》他。桜を植樹する市民運動の成果を記念したもののようだ。かっちゃん像のデザインは漫画家の牧野圭一。
- 長津川ふれあい広場
中島幹夫《ファミリー》(1994.3設置)。船橋市による。
- JR船橋駅北口 再訪
青木三四郎《にらめっこ》。再訪。
大須賀力《歓び》(1987設置)。2年前に来た時は、もう少し像の近くまで行けたのだが、今回は全く近寄れなかった。やむなく、ペデ上から写真を撮る。