彫刻放浪:蕨市(1)
- しばらく前に、下記のサイトで、蕨市内の野外彫刻を知り、観て回る計画を立てていたのだが、いろいろあって、のびのびにしていた。新型コロナウィルス第3波の様子をうかがうに、このままだと、訪ねる機会を失する可能性も大なので、この際、とりあえず計画を決行することにした。というわけで、最寄り駅から京葉線、武蔵野線、京浜東北線を乗り継いで、蕨駅まで移動。高値ルートだが、時間を節約しようと思った次第。ところが、途中、武蔵野線で、1本先に走る電車が安全点検を行ったため、20分強到着が予定より遅れた。まあ、仕方がない。それでも最安値ルートを利用するよりは多少早く着いた(と思いたい)。
>参考:わらびネットワークステーション 蕨のトリビア 彫刻のまち蕨〜市内23の彫刻たち〜
- 蕨駅西口
「蕨驛開設記念碑」(1942.7.25設置)。なお、蕨駅の開業は明治26年(1983)で、当時、開設の記念碑が建立されたようだが、関東大震災で失われた。この碑はその再建。
長谷秀雄《若き日》(1982設置)。蕨青年会議所が創立10周年を記念して寄贈。原型が木彫なのだろうか、体の表面を鑿痕らしきもので覆われていて、ちょっとこわい。
- 桜橋通り南端(埼玉県蕨市中央3丁目21)の小緑地
氏家慶二《COSMIC NAVE(宇宙のへそ)》(1991)
- わらび公園
鈴木昌道《和》。タイトル板が見当たらなかった。
- 蕨市民体育館/北町コミュニティセンターと北町公園
橋本正司《飛翔》(1980.10)。施行は(株)大井工場。体育館前に設置。
北町公園のベンチ
田中昭《春の序曲》(1995.3設置)。北町公園の南西角に設置。
平和のモニュメント《平和を愛して》(1995.8.15設置)。制作は田中毅。
春日公園のジャングルジム
陸 家駿《おはよう》(1996.1/1996.3設置)。企画製作:株式会社ローザ環境造形事業部。
- 北町コミュニティ通り 北町コミュニティ通りのうち、蕨市立病院の少し西から少し東にかけて、4基の彫刻が設置されている。以下、西側から順に掲載。
田中毅《愛しご》(1992.3)
下川昭宣《ウサギ》(1992)
下川昭宣《楽園》(1992)
田中毅《風の子》(1992.3)
- 蕨城趾公園と蕨市民会館
「成年式発祥の地」碑(1979.1.15設置)。製作チームは、彫刻:入江勇、施行:石勘石材店。 蕨城趾公園に設置。
「慰霊」碑の青年像(1968.12.8建立)。蕨郷友会による太平洋戦争戦死者の慰霊碑。男性像の作者などは不詳。蕨城趾公園に設置。
松井エイコ《町の客間》。蕨市民会館前に、市制30周年記念事業の一環として、1989年4月1日に設置されたとのこと。なお、タイトル板は見当たらなかった。
- 蕨自治会館
加藤豊《時のやすらぎ》。モザイク制作:森山義彦。
- 中央5丁目ポケットパーク 旧中山道に面してある小緑地。
井上麦《地表より—dreaming》
- 要害通り南側入口(中央6丁目ポケットパーク)
広場に青いクジラが浮かんでいた。クータンひろばに設置。歩いている途中、中央小学校の北東側で見つけた。
一色邦彦《炎翔》(1994.3設置)