かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

井野信義+今井和雄(なってるハウス)

井野信義(コントラバス)と今井和雄(ギター)のデュオ。1時間弱のセットを2本。インプロではなく、曲を演奏。この日は当初、千野秀一を含むトリオの予定だったが、千野がダブルブッキングのため急遽デュオでの演奏となった。千野は公園通りクラッシクスで演奏したようである。
さて、このタイプのライブは実はあまり聴いたことがない。そのせいもあってか、全体的に思っていた以上に新鮮に聴くことができた。特に1曲目、誰の曲かは失念したが、ICP周辺の人の曲をやったのだが、はじめのうち、二人の演奏が勝手にそれぞれの楽器を演奏しているように聞こえ、それはまったく接点がない、ばらばらのものに思われたのだが、ある瞬間に二つの音が絡み合い、そしてそれはすぐに離れたのだけど、その二つに分かれた後は、ばらばらようでいて、そうかと言って決して一つではない、そのように聞こえた演奏にはっと瞠目させられたことをメモしておく。あくまでも個人的な印象なのだけど。