2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧
とりあえず10傑を選んでみました(2展覧会で1組にしたものあり). 『痕跡』(東京国立近代美術館) 第二次世界大戦後の内外の美術を「痕跡」をキーワードに振り返る展覧会.アンディ・ウォホールの小便絵画って,ご本人が自分で描いているのだとばかり思っ…
出展作家: シルヴィー・フルーリ Sylvie Fleury ファブリス・シージ Fabrice Gygi モゼール&シュヴィンガー Fredreic Moser & Philippe Schwinger シャリヤー・ナシャット Shahryar Nashat ウーゴ・ロンディノーネ Ugo Rondinone 企画: フランソワーズ・…
時間があまりなかったこともあり,本館でほんの数点をざっと観覧. 大物では2室(国宝室)の長谷川等伯《松林図屏風》や7室(屏風と襖絵−安土桃山・江戸)の《洛中洛外図屏風(舟木本)》といったところ. 《洛中洛外図屏風(舟木本)》は前回来たときも短時…
この展覧会はかなりよかったです.必見とか言っても,もう終了してしまったのですが...まあ,駆けつけることができてよかったです. 『ベリー ベリー ヒューマン』展は,愛知県出身,在住,または愛知県内で美術を学んだ若い美術家によるグループ展です.…
洋画家,水彩画家,そして版画家の吉田博(1876〜1950)の新版画の作品を集めた展覧会です(横山コレクションによる).今回の展覧会では,吉田博が大正9年(1920)以降に制作に携わった渡邉庄三郎/渡邉版画店プロデュースの狭義の「新版画」ではなく,大正1…
「花鳥画」という東洋美術の一ジャンルを,ボストン美術館所蔵の中国絵画・工芸によって概観し,さらに朝鮮と日本の花鳥を扱った美術にもそれぞれ1章を割いて広がりを持たせる,という内容の展覧会です.コンパクトな内容ながら(出品は65件),中国の吉祥観…
23,24日の1泊2日の日程で出かけてきました.相変わらずの美術館をめぐる旅−極貧編−というやつです.以下の項目をご覧いただければわかるように,最近は見てくるものもほとんど節操がなくなってきました.来た球は何でも打ちます,って感じですね.われなが…
具体美術協会の中心人物,吉原治良(1905〜1972)の生誕100年を記念した回顧展です.東京へも巡回するようですが,一足早く見てきました.この他に「2005年第3期所蔵作品展」(常設展)を観覧.テーマ展『藤城凡子 ラブレター』など.
檳榔姉妹+N氏が受付回りを担当していました. いつものFFのライブとはひと味もふた味も違う演奏でした.オープニングからラストまで一編の芝居仕立てになっているというか...いや,かなりよかったです.新曲(かな?)も数曲あり(座頭市のテーマも,ね…
いやはやなんとも会田誠でした.うへ. 【メモ】MIZUMA ART GALLERY http://mizuma-art.co.jp/ 2005.12/7〜2006.1/21
鳥取出身の写真家,植田正治(1913〜2000)の回顧展です. シュルレアリスム風のいくつかの作品がおもしろかったです.ちょっと古賀春江や三岸好太郎の絵などを連想させるものでした.また,タイトルを控えるのを忘れたのですが,丘の稜線を歩く子どもたち(…
相変わらずの陶磁器音痴なわけですが,それでも古九谷の青手はけっこう好きだったりします.ということで,なかなか楽しめる展覧会でした.また,これは古伊万里ではありませんが,展示室6にあったデルフト窯とフランクフルト窯の磁器がおもしろかったです.…
芳垣安洋3daysの3日目は久しぶりのEMERGENCY!です.今回はゲストにピアノの板橋文夫を迎えてのライブとなりました. 板橋ファンの女性客が多く来ていた,ということでしょうか,いつもは演奏も客席も男子率高し,なのですが,この日の客席は女子率がけっこう…
あまり時間がなかったこともあり,とりあえず展示期間終了の迫っている本館の2・3・10室を中心に見てきました. 各室の見どころは 2室 『元暦校本万葉集(巻第1・6・12・18)』 (って,2室[国宝室]の展示はこれだけですが...) 3室 《餓鬼草紙》,狩野…
ここのところ,項目の羅列ばかりでごめんなさい.暇を見て書き足します.
配置がいつもと左右逆でした.
せんだいメディアテークは2000年8月に竣工した映像や音響のためのスタジオ,ギャラリー,仙台市民図書館などを持つ複合文化施設で,建築家伊東豊雄(伊東豊雄建築設計事務所)の代表作の一つになります. 【メモ】せんだいメディアテーク http://www.smt.cit…
森下文化センターの1Fには伊東深水と関根正二の紹介コーナーがあります.まあ,ご近所さんだったんですね.紹介は解説パネルによるものですが,それを読んでいて,ちょっと驚いちゃいました.大正5年(1916)に新版画の制作に初めて関わった時の深水ってなん…
地下鉄東西線の木場駅から,木場公園を抜けて,東京都現代美術館まで歩きました.冬枯れの公園を歩いていると,空からなにやら冷たいものが降ってきます.見上げると,青空のところどころに黒い雲があって,ほんのわずかばかりの雪がそれが雪だとはわからな…
ONJOの『OUT TO LUNCH』レコ発ライブに行ってきました.正確には「SPLUCK PRESENTS "a+" -vocees side-」というイベントです. 18:00開場.最初は整理番号順での入場でしたが,すぐに一斉入場になったようです.開場前に入口のところに集まった人数がそれほ…
まずは,前回見逃してしまった西野達郎《ヴィラ會芳亭》を見て来ました. で,まあ中華街なものですから,とりあえずおやつに肉まんを購入.それをおいしくぱくついてから,山下公園に移動して,姜傑《游龍》を見ました.瓦の持ち出しが12月からOKになるとあ…
90年代以降の作品による個展.〈風とともに〉シリーズ,〈照応〉シリーズの絵画,〈関係項〉シリーズの彫刻(石と鉄)など. 美術館の中だけではなく,美術館前にも,〈関係項〉シリーズの彫刻が3作,設置してあります.大作の《関係項−鉄の壁》もいいですが…
1990年代以降のドイツ写真の展開を下記の写真家たちの作品によって紹介する展覧会. 写真家リスト ベルント&ヒラ・ベッヒャー Bernd & Hilla Becher (1931/1934〜) アンドレアス・グルスキー Andreas Gursky (1955〜) ミヒャエル・シュミット Michael S…