かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

〈日本画〉の魅力にせまる −宇田荻邨《山村》、80年ぶりの公開へ−  (津/三重県立美術館)

三重県立美術館のコレクションから宇田荻邨,横山操の近代日本画,三重にゆかりの近世の日本絵画をセレクトした展覧会で,「第1室:宇田荻邨−《山村》を中心に」「第2室:横山操〈瀟湘八景〉」「第3室:三重の近世絵画」「第4室:曾我蕭白」という構成(なお…

泗水のイメージ 浮世絵に描かれた四日市のイメージ  (四日市市立博物館)

四日市市立博物館所蔵の近世絵画,浮世絵,その他資料と市内のコレクター所蔵の浮世絵版画による企画展.「第一章 浮世絵の前夜と奇想(館蔵品による)」「第二章 泗水のイメージ」の2章立て. 第一章では,東海道の道程を描いた屏風絵,保永堂版《東海道五…

本日の梗概

「泗水のイメージ 浮世絵に描かれた四日市のイメージ」 (四日市市立博物館 2006.11/7〜12/10) 「〈日本画〉の魅力にせまる −宇田荻邨《山村》、80年ぶりの公開へ−」 (三重県立美術館 2006.11/14〜2007.1/8)

群馬県立近代美術館所蔵 戸方庵井上コレクション名品展 〜嗚呼しづかなる墨〜  (板橋区立美術館)

群馬県立近代美術館の所蔵する戸方庵井上房一郎の古美術コレクションから絵画69点をセレクトした展覧会.タイトルにあるように一応水墨画が中心だが,金地着色の屏風の2点など,色の付いた絵もわりと出ている.内容的には,中国絵画にはじまり,日本の中世水…

 出光美術館名品展II[前期]  (出光美術館)

出光美術館開館40周年を記念して,館蔵品の中から名品をセレクトした展覧会.4月〜6月開催の「I」に続くもので,今回の展示は「狩野派の絵画と長谷川等伯」「琳派」「近世の書跡と松尾芭蕉」「仙突」「文人画」「日本陶磁」「肉筆浮世絵」. 以下,おもしろ…

本日の梗概

東京国立近代美術館 「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」[前期] (企画展ギャラリー 2006.11/7〜12/24) 「写真の現在3 臨界をめぐる6つの試論」 (ギャラリー4 2006.10/31〜12/24) 「所蔵作品展 近代日本の美術」 (所蔵品ギャラリー 2006.10/21〜12/…

 特集陳列「写楽」 (東京国立博物館・本館・10室)

11月といえば,江戸歌舞伎の世界では顔見世月である.そんなこともあって,東博の10室(浮世絵)では役者絵による顔見世として写楽の役者絵が小特集されていた.展示は写楽第1期作品28作の中から20作.なかなかの見応え. 写楽の第1期作品は寛政6年(1794)5…

本日の梗概

東京国立博物館 特別展「仏像 一木にこめられた祈り」 (平成館・特別展示室 2006.10/3〜12/3) 「一木彫ができるまで」 (平成館・ガイダンスルーム 2006.10/3〜12/3) 特集陳列「没後100年 林忠正コレクション ポール・ルヌアール展」[後期] (平成館・…

本日の梗概

千葉市美術館 特別展「浦上玉堂」 (7F展示室 2006.11/3〜12/3) 「美術館ボランティアが選ぶ 千葉市美術館コレクション展 (江戸から現代まで)」 (8F展示室 2006.10/17〜12/3) いや〜,凄いことになっています.浦上玉堂って,ドラッグアートですね.こ…

 建仁寺・大桃山展

久しぶりに建仁寺の本坊を訪ねる.お目当ては開催中の大桃山展で展示されている海北友松の旧方丈障壁画.これらはふだん京都国立博物館に寄託されており,時たま平常展で展示される.今回は,これまでに見たことないものが出ているのではと期待していたとこ…

 妙心寺・曝涼展

今年も妙心寺本坊の曝涼展を見てきた.会場は大方丈と微妙殿の2箇所.今回は張り切って(!?)展示作品をメモしてきたので(と言っても,途中で疲れて墨跡はパスしてしまったのだが),まずは展示リストを. 展示一覧 ※絵画のみ 北 1│ │5 西─────東 2│3│…

本日の梗概

妙心寺・曝涼展 (妙心寺 2006.11/3・4) 建仁寺・大桃山展 (建仁寺 2006.10/20〜12/3) 京都国立博物館 特別展覧会「京焼 みやこの意匠と技」 (特別展示館 2006.10/17〜11/26) 特集陳列「紅葉をめでる」 (平常展示館17室 2006.10/25〜11/26) この他に…

 西福寺・寺宝特別公開

池田から大阪市内に戻る途中,服部で下車して,小曽根の西福寺に立ち寄る.年に1回,11/3に特別に公開される寺宝の若冲画を拝見するのが目的.西福寺へは昨年に続いて2回目.服部からは徒歩で15分ほどの道のり.初めてだとちょっとわかりづらいところだが,…

 京の風雅 円山四条派と京焼  (逸翁美術館)

逸翁美術館所蔵作品の中から,円山四条派の小品(掛幅)と京焼の名品を集めた展覧会. 絵画は円山派,四条派の代表的な絵師たちが網羅されている.円山応挙,円山応瑞,呉春,松村景文,森狙仙,森徹山,源蒅,奥文鳴,東東洋,渡辺南岳,山口素絢,張月樵,…

 大阪人が築いた美の殿堂 館蔵・寄託の名品から  (大阪市立美術館)

大阪市立美術館の開館70周年を記念して,館蔵・寄託の名品を一堂に公開する展覧会. 展示は,「日本の仏像・仏具」「日本の工芸」「中国・朝鮮半島の工芸」「中国の彫刻」(以上,1F展示室),「仏教絵画」「中国書画」「日本の書跡」「中世・近世の絵画」「…

本日の梗概

「大阪人が築いた美の殿堂 館蔵・寄託の名品から」 (大阪市立美術館 2006.11/3〜12/24) 「京の風雅 円山四条派と京焼」 (逸翁美術館 2006.10/21〜12/10) 「宝塚歌劇と民俗芸能」 (池田文庫 2006.10/11〜12/3) 西福寺・寺宝特別公開 (西福寺 2006.11/3…

比叡山と東海の至宝 −天台美術の精華−  (名古屋市博物館

比叡山,およびに東海地方の天台宗各寺院の寺宝を集めた展覧会. もちろん仏像が中心で,それこそ見とれるような美しい仏さまもいらっしゃったのだが,いちばん印象に残っているのが,三重県松坂の朝田寺の曾我蕭白の大幅《唐獅子図》(紙本墨画・2幅)であ…

 山口晃 展 ラグランジュポイント  (中京大学・アートギャラリー C・スクエア)

山口晃の新作個展. 出品は5,6年前からアイデアを温め続けていたという新作インスタレーションの他,衝立絵の四天王像4点,掛幅仕立ての武者(というか野伏?)絵が6点.タイトルはいずれも不明ながら,インスタレーションは《ラグランジュポイント》,四天…

 尾張のやまと絵 田中訥言  (名古屋城天守閣2F展示室)

復古大和絵の祖として知られる田中訥言(1767〜1823)の画業を概観する展覧会. 復古大和絵ということで,古典取材の緻密な濃彩画が大半を占めるのではと思っていたのだが,これが勘違い.画技の幅を広げるべく漢画を積極的に学び,写生をするなど,多彩な活…

本日の梗概

「尾張のやまと絵 田中訥言」 (名古屋城 2006.10/23〜11/23) 「山口晃 展 ラグランジュポイント」 (中京大学・アートギャラリー C・スクエア 2006.10/30〜11/25) 「比叡山と東海の至宝 −天台美術の精華−」 (名古屋市博物館 2006.10/21〜12/3)