かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

「アイチのチカラ! 戦後愛知のアート、70年の歩み」(愛知県美術館)

「あいちトリエンナーレ」の基盤となった愛知県、名古屋の現代美術、アートの伝統を史的にたどる展覧会。美術館所蔵の作品から、愛知県出身、在住の美術家(主に画家と彫刻家だが)の作品をセレクト。美術団体や美術大学などの、ある意味、とても日本的なシステムの話だったものが、ある時期から、(前提に「美術大学」はあるものの)櫃田伸也の教え子たちの活躍へと一挙に花開くさまがが興味深い。(2009年の「放課後のはらっぱ 櫃田伸也とその教え子たち」展は、無理しても観ておくべきだったと反省!)
「あいちトリエンナーレ2013」のエピローグ的、あるいは補完的な展覧会のためか、絵画と彫刻が中心の展示で、作品自体はいたっておとなしかった。坂本夏子《Painters》との再会がうれしかった。
他に、「APMoA Project, ARCH Vol.7 濱口直巳『音景 no. 7 APMoAの場合』」他。