かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

堂島リバービエンナーレ2015「Take Me To The River」(堂島リバーフォーラム)

参加作家:笹本晃、アンガス・フェアハースト、ヒト・スタヤル、メラニー・ギリガン、メラニー・ジャクソン、マイケル・スティーブンソン、下道基行、ピーター・フェンド、池田亮司、島袋道浩、サイモン・フジワラ、スーパーフレックス、プレイ、フェルメール&エイルマンス、照屋勇賢
アーティスティック・ディレクター:トム・トレバー
主催=堂島リバーフォーラム
企画・制作=堂島リバーフォーラム

オレ的には過去3回くさしまくっていた当ビエンナーレだが、第4回の今回は、テーマ、選ばれた作家と作品、そして会場のロケーションがうまく重層して、スマッシュヒットな展覧会になっていた。スノッブ過ぎなかったのもいい感じ。
もちろん、メインフロアを単独で使ったお目当ての池田亮司《data.tecture [3 SXGA+ version] 》もよかったし(ただし、ちょっと音響弱くなかったかな。展示でも、快と不快のギリギリのあわいにあるような音を遠慮なく出していたと思うけど、今回はちとおとなしめ、という印象)、その他、島袋道浩やThe Playなど、とてもおもしろかった。
以前に観たスーパーフレックスの作品などは、水に浸かっているのはマックではなくて、馬鹿笑いしているおまえ自身だよ、ときりきり迫ってきていたのが、311以降の目には、今回の洪水はまったく違って見えたりもした。
長尺のビデオ作品がいくつか含まれ、特に最後に見に行った4Fの2作品は時間を要すものだったが、時間が足りず、駆け足になり、これは残念だった。
ところで、タイトルは、アル・グリーントーキング・ヘッズの同題曲をひっかけているのかな?