「ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想」[前期](府中市美術館)
毎春恒例の「春の江戸絵画まつり」。今年は江戸時代のあまざまな絵師のさまざまな絵画を「ファンタスティック」という切り口で集めた愉しいアンソロジー。
ここ数年は、①今ではあまり名前の知られていない絵師のなんだいかへんてこな絵、②割と名前の知られた絵師の新発見、初めて紹介される絵、③割と名前の知られた絵師の、ちょっと作風が違って、なんだかへんてこな絵(もちろん④有名な絵師の、割とよく知られた絵も)などなどがたっぷり観られるとあって、今年も楽しみにしていたのだが、期待に違わず、今年もばっちり楽しませてもらったのであった。