かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

 古伊万里展 (白金台/松岡美術館・展示室4)

相変わらずの陶磁器音痴なわけですが,それでも古九谷の青手はけっこう好きだったりします.ということで,なかなか楽しめる展覧会でした.また,これは古伊万里ではありませんが,展示室6にあったデルフト窯とフランクフルト窯の磁器がおもしろかったです.中国のものの写しなんですが,その絵の線の質がかなり行けて(!?)ました.震えていたり,省筆だったり.
展示室5の屏風絵展は個人的には不発でした.実は松岡美術館にも南蛮屏風があるとのことで,ひょっとしたらと思っていたのですが,これは出ていませんでした.どうやら前期・後期と2期に分けての展示だったようですが,前期は何がでていたのでしょうか? 展示の中では,屏風ではありませんが,岡本秋暉《蒼松孔雀図》(1幅・絹本着色,嘉永5[1852])がなかなか変な感じで一番印象に残りました.
この他,ヨーロッパ近代絵画展(展示室6)や常設展示の各種彫刻など.
【メモ】松岡美術館 http://www.matsuoka-museum.jp/  会期:2005.9/10〜12/24