かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

Gofishトリオ、ASUNA、うんどら(下北沢/富士見丘教会)

01. うんどら ※30分。さや(テニスコーツ)+女声合唱(5人)
02. ASUNA ※30分弱。オルガン・ソロによるドローン。
03. Gofishトリオ ※アンコール1回の70分ほど。セット終盤の2曲、ASUNAがオルガンで加わり、テライショータはアコギからSGに持ちかえる。
※「よかんのじかん」として。

うんどらテニスコーツのさやがディレクションする合唱隊(今日はさや+女性の歌い手5名の合計6名)。最初の方、さやのディレクションがうまく伝わらないなどのちょっとした混乱もあったが、天上の高い教会の空間を利用し、前方に一列に並んだ位置から、会場内を移動して、声の響きをいろいろと試しながら、声とともに空間を形づくっていたのが印象的。特に後半、さやが音数少なめにピアノを響かせたあたりはぞくっとくる場面だった。
ASUNA:昨日と変わって、オルガン・ソロにによる30分弱のドローン。小さなオモチャのようなキーボードとオルガンの2台を使用。鍵盤にテープを貼って、音を出す手法を使って、いくつもの音を重ねる。一人で演奏しているのだが、Two Organs(by Jim O'Rourke)ならぬ、Three Organsぐらいになっていたか。やわらかくうねり、重層する音が教会の高い天上に向けてゆっくりと昇っていく様子がまるで目に見えるような、そんな演奏だった。
Gofishトリオ:昨日に続き、素晴らしい演奏(曲順を入れ替えていた)。教会という場所柄もあってか、昨日以上に、観客の聴くことへの集中が同じ観客である私にも伝わってくる感じにぞくぞくする。特に、ASUNAがオルガンで加わり、テライショウタがSGに持ち替えての2曲は、昨日同様、素晴らしい音の響き、歌の響きを作りだしていた。大雪によるさまざまなトラブルに見舞われたようだが(実際、予定の開場時間にはまだ会場入りできていなかった)、それを感じさせない演奏は見事だった、と思う。
大雪のため、開演が1時間ほど押したのだが、演奏が何よりもよかったんで、全然問題なし。