大阪

［リムジンバス］→成田空港・第2ターミナル/ジェットスターGK101→関西空港［南海］→難波→映画「カッコーの巣の上を」（TOHOシネマズなんば）→難波［地下鉄］→谷町四丁目→大阪歴史博物館・常設展→谷町四丁目［地下鉄］→阿波座→ホテル

家の近所から出るリムジンバスがLCC対応のため4:00代の便が追加された。しかも、価格も多少引き下げられていた（東京駅からの便の方が安かったのに合わせたか）。
台風27号フランシスコの影響で、飛行機が無事に飛ぶか、あるいは関空から難波に出る南海がちゃんと走っているか、などなど、いくぶんの不安の中、大阪へ向かうが、特に問題もなく、あっけなく到着。
とは言っても、雨は時に強く降り、少なくとも夜半過ぎまでは回復が見込まれないから、当初予定していた野外での開催の「のせでんアートライン妙見の森2013」はあきらめることとした。このほか、美術館・博物館の特別展・企画展もおおかたは展示替えの最中であり、チェックインの時間まで時間が空いてしまう。ということで、思いつくまま、難波で映画を観ることにした。ジャック・ニコルソン主演、ミロス・フォアマン監督「カッコーの巣の上を」。実はこの名作を観るのは初めて。ジャック・ニッチェの音楽ともども心にしみいる。続いて、大雨に備えて、大きめの傘を購入。だが、まだまだ時間がある。
そこで久しぶりに大阪歴史博物館の常設展を観ることにした。地下鉄で谷町四丁目に移動。大阪府パスポートセンターの並びあるヴェローチェでコーヒーなどを飲み、休憩。パスポートセンターと同じ建物に、かつて大阪府現代美術センターがあったころは、このあたりにもよく来たものだが、などと思うことしきり。
雨が小降りになった頃合いに大阪歴史博物館へ移動。1Fのコインロッカーに荷物を入れたのだが、100円硬貨ではなく、500円硬貨を使うようになっていた。100円だと、忘れていくケースが多いので、その防止のために500円にしたのかしらん。最初に入れたロッカー、試しに鍵の開け閉めをしてみたところ、調子が悪く、硬貨が戻らず、いささか焦る、なんてこともあった。
時間もあることだし、展示をゆっくりと回る。韓国の若い人たちのグループが何組かまわっていた。日本人はほとんどいない。高層階から眺める、大阪城や難波宮跡などはなかなかの見所だった。
地下鉄で、谷町四丁目から阿波座。阿波座あたりに泊まる際に、よく入った定食屋がなくなっていた。チェーン店でわりと繁盛していたので、まさかの感がぬぐえない。しかたなく、食事をできるところを探し、結局、チェーン店ではないカレー屋で、大盛りビーフカレー。ふつうにおいしかったが、店員が思いっきり無愛想だったのはなぜ？　ライフで飲み物などを買って、ホテルにチェックインする。
この近辺は中国領事館があって、そのため、警備のための警察官が街角ごとにいる。今日も雨の中、カッパを着て立っている。以前、別に挑発するつもりだったのではないが、目の前で赤信号を無視し、こらこらと怒られたことがあったななどと思い出す。
夜、出かけるつもりだったが、ホテルで寝入ってしまい、また雨も強くなったこともあり、結局、でかけるのはやめた。本もあまり読まなかった。