かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

亀山→嵐山→大阪

関西空港→亀岡→嵐山→大阪

最寄りバス停より始発の空港バスで成田空港。5:20頃に到着。飛行機が7:00発だから、搭乗まで少し時間があったが、さっさと荷物検査を通過して、いつもの待合室で本を読むなどして時間を潰す。GK201便も、ほぼ定時の離陸だったが、向かい風の影響で、到着が15分ほど遅れる。まあ、今日はそんなに急いでもいないので、いいか。
今日の目的地は亀岡市で、はじめはJR利用で行くことも考えていたのだが、ネットを見ていたら、関空ー亀山間のもっとも安く行く方法として、阪急嵐山/嵯峨嵐山経由で行く方法を知ったので、これを実行。京都アクセスきっぷ(1230円)を購入し、関西空港(急行利用)→天下茶屋(地下鉄/阪急)→淡路(特急)→桂→嵐山、ここで下車して、JRの嵯峨嵐山まで歩き、JRに乗り換え。ここの乗り換えがちょっとしんどい。だいたい20〜25分ほど歩く。天気が悪かったり、荷物が多かったりしたら、この経路はあまりよろしくない。この日は、荷物も軽めのリュックのみで、天気も快晴だったので、まあ、助かった。
途中、渡月橋を渡る。シーズン終盤の平日だが、観光客は多い。団体とカップルと有閑マダム連。団体も個人も、殊の外、団体も個人もアジア系の観光客が多い。実際、淡路の駅で、アジア系の若い女性2人組に特急の停車駅を聞かれたくらいだ。
行きはさっさと駅まで歩き、山陰線に乗り換える。嵯峨嵐山→亀岡(200円)。12:00前には到着。亀岡に来たのは、2回目。1回目は大学時代の京都旅行で、保津川下りの舟に乗るために、乗船地の亀岡に来た。このときはすぐに舟に乗ったので、ただ下車しただけのようなもの。かれこれ30年以上も前の話だ。ここで、昼食を、とも思ったのだが、適当な店がなく、あきらめる。
駅からみずのき美術館までは徒歩で10分ほど。街角にある、小さな美術館だった。1時間ほど、観覧。まだ、時間があるので、亀岡城趾周辺をうろうろする。近くの高校が清掃のボランティアを行っており、高校生がたくさん、街中に出ていた。よほど不審者に見えたのか、先生とおぼしき人と学生数人から「こんにちは」と声を掛けられる。一応、観光客らしく、駅の観光案内所でもらった地図を片手に歩いていたのだが。亀岡城趾の石垣や大本教の本部、町並みの中にぽつんぽつんとある古い民家などを眺めつつ、駅に戻る。駅近くにはここにもイオン(西友もあったが)。
再び亀岡→嵯峨嵐山(200円)。ちょっと風邪がしんどくもあるが、時間があったので、少し観光してみることにする。まずは清涼寺へ。が、その前に途中のコンビニで軽く腹ごしらえをする。けちったわけではない。観光客向けの店には入る気がしなかっただけ。清涼寺は、いつぶりだろうか。今回は、寺の中の拝観はしなかったが、時間をかけて境内を歩きながら、いろいろと思い出す。前回は来たときは、お松明のときで、嵯峨大念仏狂言も観た。ということは、3月15日に来たんだな。帰りに嵯峨嵐山駅まで歩いたのだが、暗くて道に迷ったな。などなど。10年くらい前だったか。
続いて、天龍寺に向かうが、観光客の数が多く、ここの拝観はあきらめて(ひょっとしたら、天龍寺は一度も拝観したことがないかもしれない)、再び、渡月橋を渡り、十三詣りで有名な法輪寺を再訪。陰ってきた陽の光の中、嵐山から京都市内をぐるっと眺められる景色を楽しむ。嵯峨野や嵐山の観光客のうちで、どういうわけかこの法輪寺まで足をのばす人は少ない。他に数組(一組は中国人の若い女性2人組)ぐらい。
阪急の嵐山から、再び嵐山→桂→梅田というルートで梅田へ向かう。ここから歩いてホテルまで。風邪が少々きついので少し早めにチェックインして、夜は大人しくしていることとする。夕食にカレーを食らった。のどにはあまりよくないのだろうが、食べたかったのだよ。
この日とまったホテルは、いつものごとく朝食付きの格安ホテルだったのだが、巡り合わせでダブルの部屋に泊まることができ、部屋が幾分広くてラッキーだったのだが、WI-FIは1Fのロビーのみで、しかも、エアコンが効かず、寒くて風邪引きの身にはきつかった。