かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

名古屋・松阪・津

ちょっと思いついて、名古屋経由で、松阪の朝田寺を訪ねることにした。毎年、牡丹の咲きそろうこの時期、寺内で寺の所蔵する曾我蕭白の絵を公開しているのだが、これを観るのが大きな目的である。
相変わらずの極貧旅行なので、名古屋までの往復は東名ハイウェイバス(新東名のノンストップ便)を利用した。行きは7:30発で、予定では12:35に名古屋駅着。途中、足柄SAと遠州森町PAで休憩が入る他はノンストップ。首都高に入ると、早々に事故渋滞(渋谷ー池尻間。軽四輪が引っ繰り返っていた)につかまり、前途多難が予想されたものの(実際、東名に入ると、再び短い事故渋滞あり)、結果的には、ほぼ定刻通りに名古屋に到着できた。
名古屋駅からは安くてうまいきしめん屋を探しつつ、まずは名古屋市美術館に徒歩で向かう。きしめんはたまたまTwitterのTLにきしめんを食べる、みたいな画像付きつぶやきが流れて、それを見るに、まあ、きしめんが食べたくなったわけ。しかも、高級店ではなく、新幹線ホームの立ち食いみたいなやつがいい。結局、名古屋市美術館までてくてくと歩いたのだが、見つけられない。
名古屋市美術館
再び、栄まで歩くことにした。天気もよく、すがすがしい。きしめんのことはもう忘れていたのだが、途中で、よさげな店を見つけた。早速、入る。いちばんシンプルなきしめんにする。290円。券売機で食券を買う。小ぶりなどんぶりに、ねぎ、わかめ、小さな揚げ(これ、少しうれしい!)、そして、もちろん、花がつお。ただし、おつゆが関西風ではなく、関東風の濃い味で少々しょっぱかったのが残念。店頭のメニュー写真では、関西風のおつゆだったのに!
愛知県美術館
観覧後、栄から地下鉄で名古屋駅まで。近鉄に乗り換えて、松阪に向かう。名古屋からは急行の五十鈴川行きに乗る。これだと乗り換えなしで、松阪まで行ける。松阪は近くに実家のある友人を訪ねて大学生時代に来て以来だから、30数年ぶりの訪問ということになる。車中は、寝不足がたたって、ほとんで寝て過ごす。
20:00前には松阪に到着。東口のホテルに向かうが、近くにコンビニもなく、結局、線路を渡り、西口(こちらが栄えている方)まで歩き、最初に目に付いた中華屋でニラレバ定食を食らう。
ホテルは、古びたビジネスホテルで、きれいとはお世辞にも言えないところだったが、意外にもトイレには洗浄機がついていたし、無線LANも設置されてあった。宵の口に寝入るが、夜中に目が覚めて、なかなか寝入ることができない。そうしているうちに、お腹不調で、ちょっと困る。