かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

名古屋・松阪・津

7:30過ぎに起床。お腹がやや不安であったが、ホテル1Fの喫茶店で無料のモーニングを食らう。トースト(耳をカットしてあった)、ゆで卵、コールスローサラダ、コーヒー。というメニュー。年寄りの夫婦(推定)が切り盛りしていた。8:40頃、チェックアウト。
駅前の観光案内所に行き、ここで荷物を預け(200円/個)、レンタル自転車を借りる(最初の4時間で400円、以後1時間ごとに100円)。朝田寺は近鉄の東松阪から徒歩20分(他には交通手段はタクシーぐらいしかない)ということなので、レンタル自転車を利用することにした。天気もよく、暑くも寒くもない今の季節は、自転車に乗るにはもってこいだ。観光案内所で入手の地図を参照しつつ、朝田寺に向かう。約30分ほどで、水田の中にまるで島のように見える朝田寺に到着。本堂に参拝した後、蕭白画観覧を申し出ると、少し待って、住職さんが案内してくれた。
朝田寺
自転車に再び乗り、まあ、のんびりと松阪市内に戻る。お腹は大丈夫そうだ。行きは、迷わないように国道沿いを走ったのだが、帰りは途中から、地図も見ずに、小さな細い道に折れてみた。松阪城趾をぐるっと回るなど、うろうろ。さすがに松阪牛をうたう店を多く見かけるが、まあ、極貧旅行のオレには関係ない。ひとわたり回ったところで、駅前に戻る。特に予定を立てていたわけではないが、自転車を返し、荷物を受け取り、近鉄で津に向かうことにする。近鉄とJRの改札口が同じなのが、ちょっと不思議な感じ。ちなみにJR利用ではICカードが使用不可。
近鉄の11:40発の各停で、のんびりと津まで。津駅(西口)からは歩いて、三重県立美術館へ。ここは2回目。初めて来たときのお目当ては、もちろん蕭白画で、修理の終わった旧永島家の障壁画の一部(確か少しずつ修理をしていて、まだその途中だったはず)が展示されていた。しかも、このときの展示は、ガラスなしの露出展示で、とてもわくわくしたのを覚えている。
三重県立美術館
観覧後、やはり歩いて津駅まで戻る。お腹が空いたので(復調!)、何か食べようと思ったのだが、行きに見かけたちょっとよさげな中華屋(またかよ!)は、すでに昼の営業が終わっていた。東口に移動し、まあどこでもいいやと、サイゼリアなんぞに入り、安く済ませた次第。15:20の近鉄名古屋行急行に乗車する。近鉄津駅で、ちょっとおもしろかったのは、ホームに列車の乗車口を示すものが全然なかったこと。整列乗車なんか不要、そんなに混まないよ、ということなのだろう。
16:30頃、近鉄名古屋に到着。JRハイウェイバス乗り場に移動して、バスを待つ。帰りは特に渋滞もなく、東京駅まで順調に走行、20分ほど予定よりも早く到着した。