かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

奈良

  • 7:30に起床。身支度をして、8:20頃、チェックアウト。いい天気だ。外に出てみると、ちょうど通学路なのか、ぞろぞろと登校中の高校生の大群。朝食付きではなかったので、適当な食事をできるところを探すが、見つからず、やむなく駅前のミスドでドーナツ1個とコーヒー2杯の朝食310円。近くに大学生男子の4人組がいて、なにやら文学の話をしているので、聴き耳が立てるなど。
  • 9:20頃、はらなぁとバスに乗車。これは大和八木駅/JR畝傍駅と宇陀松山地区を結ぶ連絡バスで、クラウドファウンディングにより、バス自体が作品化されている。乗車は先着順で無料(要ガイドブック)。バスは中型バスで、乗客は10人ほどだった。9:30に出発。飛鳥や談山神社の近くの山中を通り、50分強ほどの時間をかけて、宇陀松山地区へ向かう。車中、魚住勇太の音楽作品を鑑賞することになっていたが、これは機材不調でダメだった。
  • 10:20過ぎに宇陀松山の西山バス停に到着。ここからは宇陀松山の町並み(「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている)を楽しみつつ、作品を観て回る。と言っても、滞在時間が2時間ほどだったので、主にキュレーターを立てたいわばメインの会場の「マルカツ」と「旧四郷屋」の2カ所を中心に観た。また、宇陀松山城の跡を訪ねてみた(近世初期に破却)。宇陀松山城は山城で、登り口の春日神社から、15分から20分ほどかかる。山の上には、石垣の跡と碑がいくつか立っていた。南方の、山がそれこそ「たたなづく」眺めが素晴らしい。山頂近くに作品(というか、ゲル)があり、また、春日神社からパズルのピースを一片持って登り、上でピースを合わせる、という作品もあったようだが、オレの行ったときは、ピースの入った箱が手水舎にあり、登るときは気づかなかった。
  • 12:50発道の駅宇陀路大宇陀の第2駐車場を出発。帰りは最短距離の約40分の道のり。帰路では、同乗の実行委員の方から「はならぁと」の開催経緯などのお話があった。空き家になった町家の利活用から町作りへ向けてなど。帰りは、JR畝傍駅に下車。
  • JR畝傍駅から、飛鳥川の流れにかかった蘇武橋を渡り、今井町へ。ここも、近世以来の古い町並みの残る町で、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている。今井町でも、キュレートされた会場「中野町家」「元トウネ精米工場」を中心に観て歩いた。
  • 宇陀松山も今井町も、観光地でもあるのだが、さすがに外国人観光客は全くいなかった。前日の奈良が外国人観光客ばかりだったのとは対照的だなと。
  • 今井町から、近鉄八木西口駅まで歩き、ここから14:40発の京都行急行に乗車。大和西大寺を経由して、学園前で下車。440円。大和文華館まで歩く。改修されてから、来たのは初めて。駐車場がきれいになり、門のところのチケット売場が復活していた(以前は門のところのチケット売場を使わずに美術館の建物内で販売していた)。また、美術館の建物内も、ミュージアムショップなどが改修されていた。
  • 和文華館に入館する前に、喉が渇いたので、甘い缶コーヒーを飲んだのだが、その糖分が虫歯に入り込んだのか、展示を観覧するうちに、激烈な歯痛に襲われ、展示どころではなくなった。集中力欠如で、1時間弱で退散。残念。
  • 鎮痛剤を飲んで、学園前→大阪難波/難波→関西空港へ。車中、薬が効いたのか、なんとか落ち着く。関西空港で、適当な夕食を食らい、出発ロビーで本を読んで、飛行機の搭乗待ち。帰りは、ジェットスターGK210便、20:05発。15分前に搭乗が始まり、定時にドアが閉まり、ほぼ定時に成田空港に到着した。T3で少し時間をつぶし、最寄り行きの終バス22:15発に乗車。混んでいた。23:00過ぎに無事に帰宅。