かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

三島→多治見

  • 今回の目的は、先日オープンした藤森照信設計の多治見市モザイクミュージアムを見学することと、豊田市美術館で開催中の杉戸洋の個展を観ることの二つ。先に書いておくと、とにかく、二つとも、素晴らしく、遠方より駆けつけたかいがあった。
  • この二つに加えて、往復青春18きっぷ利用の各駅停車乗り鉄の旅なので、行きに三島で下車し、久しぶりにクレマチスの丘の3美術館に立ち寄ることにした。時間があったら、さらに佐野美術館の和田英作展を観て、時節柄、いっちょう奮発してうなぎも食らって、と思っていたのだが、クレマチスの丘の3美術館の展示の内容がたいへんよく、予想以上に観覧に時間を要したので、佐野美術館とうなぎは果たすことができなかった。(うなぎは三島ではないが再戦するつもり。)
  • あまり早く行っても待ち時間が長くなるのだが、ラッシュを避けて、始発で出発。東京駅で乗り換えて、5:46発の沼津行きに乗車。三島には7:57に到着。クレマチスの丘行きの送迎バスが9:40発なので、まだけっこう時間がある。ということで、三嶋大社を参詣し、鰻屋をチェックするなど(鰻屋の件は無駄になってしまったが...)。



本殿では、ちょうど朝礼?をしているところだった。巫女さんの赤い袴しかわからないが...

  • 三島駅北口9:40発の送迎バスに乗車。20分ほどで、クレマチスの丘に到着。まずチケット売り場で、3館セット券を購入。ヴァンジ彫刻庭園美術館1200円、IZU PHOTO MUSEUM800円、ベルナール・ビュフェ美術館1000円の合計3000円が2600円に割引きになる。さらに、メルマガの割引券を提示で、200円引きの2400円になった。
  • まずは、IZU PHOTO MUSEUMのフィオナ・タン展「Ascent」から。メインの新作映像作品《Ascent》(77分)を10:15上映開始の回で観覧。会場はソファがいくつかと、床置きのクッションが準備されていた。ただこの回は自分も入れて、観覧者は2名だった。
  • 続いて、ヴァンジ彫刻庭園美術館「生きとし生けるもの」へ。雨が降り出す。庭園にはもともと設置されているヴァンジ作品に加えて、三沢厚彦の動物の木彫がいくつか散在、また、多くの花が咲き誇り、なかなかいい時期に来たなと、花に縁のうすいオレでも思うなど。蓮池のいろとりどりの蓮の花が美しい。雨に濡れた緑も美しいが、傘をさしての観覧はちょっとうっとうしい。
  • ベルナール・ビュフェ美術館まで歩いて移動。雨が少し強くなってきたので、吊り橋は渡らなかった。
  • 14:30発の送迎バスに乗車。15:00頃、三島駅に到着。あとは、以下のごとく乗り継いで、多治見に移動。三島15:23始発→16:27静岡16:30→17:41浜松17:47→18:21豊橋18:31新快速→19:23金山19:31→20:09多治見 特に遅れもなく、20:00過ぎに多治見に到着。駅前は飲み屋が数軒あるだけ。今晩もコンビニめしか...
  • 今回宿泊は、駅前のトーノーホテル。ちょっと古いが、まあ、標準的なビジネスホテル。3Fの禁煙部屋。ネットは有線とソフトバンクWi-Fiのみで、オレ的にはダメ。バスタブが少し大きく、ゆったりと湯船につかれたのはよかった。寝不足なので、早々に寝る。