かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

京都

  • 8:00過ぎに起床。身支度をして、チェックアウト。途中で、適当な朝食を適当に食らう。五条橋を渡り、京都国立博物館まで歩く。朝から暑い。今日も猛暑だな。


五条大橋から。efishが見える。寄りたいところなんだけど、なかなか開いている時間にこの辺りにいないんだよね。

  • 京博では、「与謝蕪村」「丹後の仏教美術」の二つの特集陳列を中心に観覧。「蕪村」は特によかったなと。京博所蔵、あるいは寄託の蕪村作品を、2室に分けて展示。蕪村の、おもに中国画を中心とした学習過程の変遷が明瞭にうかがえる展示は興味深い。特に、屏風講時代の絖本屏風が3件出ていたのがうれしいところ。1/3ほどが、京博本《奥の細道図巻》をはじめとする俳画に宛てられていた。図録あり(540円)、これは入手。

  • 市バス207で、東山七条から四条烏丸まで(230円)。
  • 京都芸術センター「感覚のあそび場 岩崎貴宏×久門剛史」。見落としていたのだが、前日に気がつき、慌てて観ることに。両者ともたいへんよかった。特に岩崎の展示は秀逸。繊細と大胆が入り交じった表現の強さ。


  • 地下鉄烏丸線で烏丸→京都と移動し、JRに乗り換える。以下、青春18きっぷその2の3片目利用。京都12:30新快速→13:23米原13:30→14:03大垣14:11新快→15:38豊橋15:41→16:15浜松。順調。浜松でいったん下車して、メシなど。餃子でも鰻でもなく、適当に済ます。再び、浜松17:20→19:52熱海20:03アクティ→21:44東京22:04快速→22:38最寄り。遅れもなく、無事に帰宅。
  • 車中では、集英社のポケットマスターピースドストエフスキーを読む。抄訳の未成年まで。翻訳は沼野の弟子筋?の若い人が担当しているのだが、ところどころ、村上春樹の訳文を連想するなど。最近の若い人の古典新訳を読むと、多かれ少なかれ感じることでもあるのだが。オレ的には、まあ、歓迎している。