はちみつぱい、ジム・オルークと命拾い(渋谷WWW-X)
01.はちみつぱい:岡田徹[key, acc]、橿渕太久磨[dr, perc]、駒沢裕城[pedal steel g, cho]、鈴木慶一[vo, g]、武川雅寛[violin, tp, cho]、夏秋文尚[dr]、本多信介[g, vo]、渡辺勝[g, key ,vo, cho]、和田博巳[b] ※70分
岡田 和田 夏秋 橿渕
本多 鈴木 渡辺 竹川
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[客席]02.ジム・オルークと命拾い:ジム・オルーク[vo, g]、石橋英子[key]、須藤俊明[b]、山本達久[dr, perc]、ジョー・タリア[dr, perc, g]、波多野敦子[violin] ※enc.込みで70分ほど。
須藤 山本 ジョー
石橋 ジム 波多野
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[客席]
前方の椅子席ははちみつぱい目当ての団塊世代、後方の立ち見席はジム目当ての若者という観客層が見事に分かれていた笑
はちみつぱい、は初めて。おもむろにジャムから始まるヘヴィーなスローサイケで(割礼かと思った笑)、この曲調が中盤過ぎまで続くって、これ、(今更ながら)かなりかっこよくないか? さすがにオレも知っている「センチメンタル通り」「月夜のドライヴ」「塀の上で」など名曲群も思っていた以上にサイケ感濃厚! 本多vo曲や、渡辺vo曲(アイラヴユー〜ぼくの倖せ)あたりでポップな感じになるが、それにしても、という。おそれいりました笑 (久しぶりに観た)駒沢のスティールギター(10年以上ぶりだと思う)と岡田のオルガンと武川のヴァイオリンがかなり効いている。渡辺のギターはディストーション強めでアーム多用、ずいぶんロックだったなとも。機会があったら、また観たい。
ジム・オルークは、もちろん素晴らしかったんだけど、波多野との丁々発止のやりとりは一段と凄みが増していたし、ドラム×2になってのグルーヴ実験は、微妙に実験音楽風味が混入していたりもして、おもしろかった。