かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

デイヴィッド・トゥープ、他(谷中/旧平櫛田中邸)


平櫛田中邸で開催中の、北條知子&ラヘル・クラフト「わたしの声でよみがえる家」展の、イベントとして開催。この日の午後に開かれたワークショップ参加者とトゥープによる約60分ほどの演奏(終盤はトゥープのソロ)。北條、クラフトを含む、ワークショップ参加者が、庭、アトリエ前室の日本間、アトリエに散在(トゥープはアトリエ奧)。おおまかには、庭→日本間→アトリエと演奏の場がゆるやかに移動(もちろん、交錯するシーンも多数)。基本的には、静音で、遠近の環境音がそれに交ざる。環境音で印象的だったのは、夕暮れのからすの鳴き声。楽器も使われたが(エレベ、ピアニカ)、声、身体、紙(これはトゥープも)、あるいは特殊演奏の楽器、ラジオ、電子音なども。紙コップでたたみを摺ったり、木の枝で地面をひっかいたり、窓ガラスを摺ったりするの音なども。終盤にトゥープのソロ。竹の筒(+木槌)、モーター、フルート、紙の束など(ストラト+小さなアンプも準備されていたが、使われなかった)。
終演後、展示も観る/聴くことができた(一部だけか?)。