池袋駅西口 彫刻放浪:中村橋・練馬・小竹向原・千川・池袋西口(5)
松阪節三《Progres》。英語なら、sが一つ足りないと思うが、台座にあったママとしておく。
中野四郎《天使》(1952)。1F南側出入り口付近。
中野四郎《母子像》(1952)。2F。
今野中《山の神「オロ」》(1980)。2F。
今野中《家族》(1985)。3F。
橋本正司《瑞象》。これはメトロポリタンプラザではなく、ホテルメトロポリタンのロビーへのアプローチ近くに設置。
クレメント・ミドモア《CRESCENDO》(1990)
建畠覚造《WAVING FIGURE 波貌》(1990)
佐藤忠良《マーメイド》(1990)。芸術劇場の2Fに設置。
- 西池袋公園 西池袋公園にも立ち寄ってみたが、予想通り、ここも人が多い。ママに連れられた幼児らの他にも、春休みに入った小学生が走り回っていたり、卒業式の後なのか、スーツ姿、袴姿の若い男女が車座になっていたりする。ということで、まあ、今日のところは、さっと西口公園から移設された彫刻を見て回り、写真はあきらめ、またの機会を期すこととした。
とは言ったものの、一枚だけ掲載。掛井五郎+加藤昭男《田園交響楽》(1990/2019移設)。
- 少し早いが、今日はここまでとし、東京メトロとJRを乗り継いで、帰宅したのであった。
練馬周辺 彫刻放浪:中村橋・練馬・小竹向原・千川・池袋西口(2)
>参考:練馬区(公式) 野外彫刻
- 練馬区役所周辺 目白通り沿いを練馬区役所方面まで歩く。15分ほどで到着。本庁舎、西庁舎の出入り口付近に設置の3基を観覧。なお、本庁舎1Fロビーにも古賀晟《嫁ぐ日》(ウェディングドレスを着た女性立像)が設置されていたが、写真は割愛。
「平和祈念」碑(1986.4建立)。制作チームは、全体デザイン+像の制作:三坂耿一郎(小犬)、分部順治(少女)、高橋剛(少年)、田中昭(鳩)、全体デザイン+書(銘板):松井如流。小犬像は少年の左側に配置されているのだが、現状では植え込みに隠れて、正面からは見えない。写真、碑の表面に向いのビルが写り込んでしまった(失敗)。本庁舎前に設置。
古賀忠雄《和》。本庁舎前に設置。
田中昭《ワイシャツの女》(1984.10)。練馬区による(5)。区が区内在住の彫刻家から石膏原型は借り受け、鋳造したものとのこと。練馬区はこの方法で区内に多くの野外彫刻を設置しているようだ。西庁舎前に設置。
- 練馬区立練馬図書館
堀江赳《希望》。図書館敷地の南東角に設置。
千野茂《佇》(1985.5設置)。練馬区による(7)。出入り口前に設置。
- 練馬いちょう並木緑地
高橋剛《踊り子》(1984.10)設置。練馬区による(4)。
- 平成つつじ公園
古賀忠雄《愛と平和》(1993.9設置/2007移設)。練馬区による(36)。1993年に桜台駅前広場に設置されたものが、2007年に現在地に移設されたとのこと(台座説明板による)。
分部順治《新秋》(1983.12設置)。練馬区による(1)。変な写真で済まぬ。
- 練馬区文化センター
三坂耿一郎《壺中天》(1983.12設置)。練馬区による(2)。
- 練馬区立南方小学校・南東角
畝村直久《婦》(1988.11設置)。練馬区による(23)。
- 中新井公園
千野茂《陽》(1987/1990.12設置)。練馬区による(30)。
中村橋 彫刻放浪:中村橋・練馬・小竹向原・千川・池袋西口(1)
- 今日は練馬区編。その第一弾として、西武池袋線の中村橋駅と練馬駅の周辺の野外彫刻を探るつもり。東京メトロの24時間券を利用するので、時間が余ったら、有楽町線沿線のいくつかの野外彫刻も併せて探ってこよう。
- まずは、京葉線・武蔵野線・東西線・有楽町線・西武線を乗り継ぐ最安値ルートで中村橋へ。11:10前に到着。ちょっと早いが、先に昼食を食らい、最初の目的地の美術の森緑地に向かう。
- 練馬区立美術の森緑地「幻想動物園」
作品の案内板。
1 鞍掛純一《ゾウ》
2 鞍掛純一《ペンギン》
3 鞍掛純一《キノコ》
4 鞍掛純一《手長サル》
5 鞍掛純一《ゴリラ》
6 ナガクラトモヒコ《ネリピー》その1
7《ネリマーマ》
8 鞍掛純一《イヌ》
9 鞍掛純一《ライオン》
10 ナガクラトモヒコ《ネリピー》その2
11 鞍掛純一《クマ》
12 鞍掛純一《カメ》
13 鞍掛純一《カエル》
14 鞍掛純一《トラ》
15 鞍掛純一《ヘビ》
16 ナガクラトモヒコ《ネリピー》その3
17 島田紘一呂《ネコ》
18 鞍掛純一《トカゲ》
19 鞍掛純一《キリン》
20 内田翔二郎《トンボ》その1
20 内田翔二郎《トンボ》その2
21 鞍掛純一《うつるもの》(2015)
22 桑原淳司《動物感覚をとぎすます道》
23 古賀忠雄《森の幻想》(1974/1981.1建立)。古賀忠雄(1903-1979)没後の1980年10月、子息で同じ彫刻家の古賀晟より寄贈された《森の幻想》石膏像をもとに鋳造・設置された。未見だが、たしか佐賀県立森林公園にも設置されていたはず。
- 練馬区立水と雲の公園 続いて、西武線沿いの道を練馬駅方向に歩き、目白通りを渡って、少し北へ歩いたところにある水と雲の公園へ向かう。15分ほど歩いて到着。ここに2基の野外彫刻が設置されている。天気がいいのは助かるが、少し暑い、と早速着てきた薄手のコートを脱ぐ。
作者、タイトルなど不詳の木馬に乗った男児像。顔つきが下の少女像と似ているので、同じ作者か? ちなみにサインは見当たらなかった。
タイトル不詳の赤ん坊を背負った少女像。ちょっとふくれている? それともお多福? 像の足元に、印を模した○に「晟」のサインがあるので、作者は古賀晟か?
彫刻放浪:篠崎→小岩
- 篠崎駅周辺
《ふれあい》。作者は不詳。江戸川区による。篠崎駅南口に設置。
- 上篠崎四丁目公園
きりんこうえん!
《憩の翼》。デザインはなかがわ みさこ。
こちらは《飛翔の翼》。デザインはなかがわ みさこ。
公園近くのマンションの入口付近にあった子ども像。作者、タイトルなどは不詳。破損しているが、右側の子どもが持っていたのは釣り竿だろうか? ディアコート篠崎(上篠崎4-30-9)の入口に設置。
名標。
《やすらぎ》。作者などは不詳。鹿骨親水緑道と流堀親水はなのみちの合流点付近に設置。
- 鹿本親水緑道
名標
浜田彰三《顔のハーモニー》(1990)
浜田彰三《鶏と子供》(1990)
浜田彰三《ぴえろの相撲取り》(1990)
浜田彰三《花の親子》(1990)
浜田彰三《わらしことベンチ》(1990)
《生命 ーいのちー》(1990.6.18完成)。制作は江戸川区立小岩第五中学校美術部。
浜田彰三《石人(動く石》(1990)。
- 小岩大橋の親柱
小岩大橋の親柱。小岩大橋は1955年3月竣工。
- 下小岩親水緑道
彫刻放浪:府中市(2)
- 府中駅周辺
永廣隆次《風車 '94》(1994)。府中駅の北口ペデ上に設置。
「緯度標」(1988.10.20建立)。制作は吉村善憲。府中経営同友会が創立15周年を記念して設置(・寄贈)。府中駅北口、府中駅前通りの西側に設置。
湯村光《大地より》(1995)。府中駅西側の高架下(けやき並木通り)に東西2基が設置されている。
東側の《大地より》
西側の《大地より》
上野茂都《幸せな出会い 大黒様》(1996.3)。
関孝之《幸せな出会い 忠助》(1996.3)。
《八幡太郎 源義家公》(1992.3設置)。制作は喜多敏勝。東京府中ロータリークラブが創立30周年記念事業として設置。
- 桜通り広場公園(童々広場)〜まゆのかけ橋広場公園
《走る童子》
《桜の童子》その1
《桜の童子》その2
《カエル》
《蓮の池》
《こぼすなさま》
以上、籔内佐斗司《童々広場》(1996.3)より。(府中市)彫刻のあるまちづくり10。桜通り広場公園に設置。再訪。
久保孝雄《少女像》(1956/1987鋳造)。府中市による。府中市民プール前に設置。再訪。
伊藤隆道《球の軌跡》(1982)。府中市民野球場(西側)に設置。
中島幹雄《繭のかけ橋》(1994.3)。まゆのかけ橋広場公園に設置。再訪。
- 府中インテリジェントパーク
五十嵐威暢《浮宙人》(1992)
噴水の石組
- すずかけ公園
田中信太郎《波の門》(1991)
田中信太郎《波の塔》(1991)
- 下河原緑道
日高頼子《鳥》(1970/1978設置)。府中市による。(『日高頼子 彫刻作品記録集』(アトリエkudo-hidaka・2018)を参照した。)
- 府中市役所 府中市役所は新庁舎に建て替えられるらしく、その一環か、府中街道に面した庁舎西側に設置されていた朝倉響子《CONNECTION》が撤去されていた。庁舎東側に設置されている未見の2基はまだそのままだったので、まあ、よかったなと。他にも、庁舎内にも彫刻があるようだが、これは割愛。建て替え後に、これら彫刻が無事に再設置されるといいなと。
志水晴児《FROZEN FALL》(1970)。府中市役所東側に設置。
《友愛の像》(1971.10.2設置)。府中市役所東側に設置。東京府中ライオンズクラブがチャーターナイト5周年を記念して寄贈。作者は不詳(像足元に○に「宗舟」作」とあり)。
おまけに、撤去されていた朝倉響子《CONNECTION》(1997/1998設置)[2018.3.11撮影]も掲載(ここのいちばん下にも掲載)。