かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

山本達久+ジム・オルーク+石橋英子、なぞらない(スーパーデラックス)

01.山本達久[dr]+ジム・オルークAKS, B with effects]+石橋英子[key with effects] ※35分
02.なぞらない ※90分

01.ジムは前日使用のベースをここでも演奏。といっても、主にループの音源。石橋は主にオルガンの音色による演奏(ピアノ音は使わない)。山本はここのところ、多かったピエゾマイクを使ったループはあまり使わず、ドラミングが中心の演奏。ヘヴィなジャーマンロック風な演奏。ただし、もう一山ふた山ピークがありそうなところ、早々に終わってしまったという印象もあり。なぜカフカ鼾名義での演奏でなかったかは? ちなみに並び順は、カフカ鼾の時とは逆で、向かって左から、ジム→山本→石橋。
02.オマリーの短いベースソロに続き、灰野のパーカッションダンス+アンバーチの金物を中心とした音響ドラミングでスタート。その後、灰野の演奏楽器は、ハーディガーディ→ギター→エアシンセ→縦笛?→手押しオルガンと持ち替える。この日は全て英語詩での歌唱。オマリーの終盤のエレベの弓弾きも印象的。ダークであり、ヘヴィであり、そして清澄、かつ、繊細な90分の完璧な演奏。素晴らしかった。