かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

高野山開創1200年記念「空海展 ふれる空海と至宝の数々」(静岡県立美術館・県民ギャラリー)

この展覧会の開催は知らなかったが、ちょうど開催されていたので、今年は高野山に行ったこともあり、ついでに観覧してみることにした。空海の事蹟を、写真パネルや金剛峯寺所蔵の資料(レプリカ多し)などによって、紹介するもので、なかなか派手な会場デザインがおもしろい。
目玉は、凸版印刷による(画像アーカイブ系って、アカデミズムよりも印刷会社によるものの方が、何歩も先行っているよね)血曼荼羅の複製と、当初の状態のデジタル復原の展示、そして、もう一つは、《萬日大師像》の3D複製の展示(オリジナルと並べてで、複製の方は手で触れてもOKで、その辺がこの展覧会の「売り」でもあった)。
重厚な展覧会ではなかったが、まあ、何でもありだよ。