かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

sakana、井手健介と母船(試聴室)

01.sakana

【セットリスト】
01.バウンティフリー
02.ロッキンチェア
03.エスペランシア
04.夜
05.スカイ
06.ジニア
07.ルピナス
08.花束
09.新曲
10.ブラインドムーン
12.コーピアスシャワー

02.井手健介[vo, g]と母船 母船:清岡秀哉[ラップスチールギター, g]、墓場戯太郎[b, cho]、山本達久[dr, perc, cho]、青葉市子[key, cho, etc]
※「木霊でしょうか vol.10」として。

01.sakana 今晩のsakanaは、いきなりバウンティフリーの完璧な演奏で始まり、2曲目にやはり完璧なロッキンチェアーと続き、これでもう完全に持って行かれた。素晴らしい。ライブでは、同じ曲でも、いつも大胆に、あるいは微妙にアレンジを変える。その場、その時の音楽を作り、演奏するわけだ。その姿勢には、とにかく敬服するばかり。西脇さんのテレキャスターの音色にもうっとりの聴き惚れてしまうのであった。
ところで、西脇さん、うっすらと口ひげはやして、草野大悟、あるいは、クラークゲーブルに少し似た悪漢風だった。対する、ポコペンさんは黒のシックなドレスに黒のハイヒール、なんとお美しい! 客席、カジュアルな格好で、すいません笑

02.井手健介と母船 続く、井手健介と母船は、レコ発ツアー帰りということもあってか、バンドもいい感じで練られている。息もぴったりだし、歌も楽器もいい音を出している。こちらも素晴らしい演奏だった。特に、このバンドでは初めて聴く青葉市子嬢のコーラスはとても効いていたし、墓場戯太郎(このステージネームだけはなんとかしてほしいのよ〜)のベースもいい感じのぶいぶい鳴っていた。もちろん、清岡秀哉もラップスチールギターも、山本達久のドラム(と突っ込み)も完璧!
そんなわけで、羅針盤曲(ソングライン)のカバー(反則!!!)で始まるしょっぱなからsakana同様、持ってかれてちまいました(山本精一曲は、もう1曲、ロボット、もやった)。山本達久の突っ込みにボケ切れない井手健介という場面はままあったが笑、最後まで演奏はダレず、タイトでほんとよかった。井手健介と母船、これが3回目だったが、オレが聴くかぎり、今回がベストの出来だったかな。