かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

ジム・オルークのCD化されたSteamroom音源について

  • 草月ホールで開催されたジム・オルーク2days「two sides to every story」(11月24・25日)の開催に伴い、ジム・オルークが、これまでBandcampでリリースしたSteamroom音源のうち、5作品をCD化、再リリースした。各限定500枚で、当日、1枚1000円(税込み)、5枚セットで4000円(税込み)で販売された。ちなみに、他に、日本酒と手ぬぐいが、これらCDの他に、グッズとして物販に並んだ。 http://live.jimorourke.net/
  • ジム・オルークのBandcamp http://steamroom.bandcamp.com/ は、2013年8月31日にリリースが始まり、現在までに19のデジタル・アルバムが正式にリリースされている。※この他に、10まで出た時点で、全作購入者に向け、ライブ音源を収録した「Steamroom 0」が無料で配布された。なお、「0」は、2013年6月スーパーデラックスで開催された「ジムO 六デイズ」の通し券購入者に特典として、後日郵送されたCD-Rと同内容である。
  • 「Steamroom」シリーズは、基本的にジムの実験音楽/電子音楽のシリーズで、旧録音の発掘や旧譜の再リリースの他、最近では新作・新録音もリリースされている。
  • CD化されたものは、以下のとおり。
  1. 「the world」(50:32) ※「Steamroom 7」(2013年8月31日リリース)。牧野貴監督の実験映画「the world」(2009年)のためのサウンドトラック。なお、映画「the world」は、「牧野貴作品集 Vol.1 with ジム・オルーク」(紀伊国屋書店、2010年)に収録。
  2. 「Kid to Break」(35:00) ※「Steamroom 13」(2014年7月1日リリース)。2013年4月から6月にかけて録音された。
  3. 「Four Views of a Secret」(43:44) ※「Steamroom 10」(2014年1月31日リリース)。2014年1月ドイツ・ベルリンにて開催されたCTM FestivalのEditions Mego特集に際し、初演された(「Editions Mego II」2014年1月28日。ジムは出演せず、代理のオペレーターが演奏)。なお、録音は、2013年8月から2014年1月にかけて、行われている。
  4. 「Stalling」(38:25) ※「Steamroom 12」(2014年3月25日リリース)。同年の2月から3月にかけての録音。
  5. 「Neverthless」(38;:11) ※「Steamroom 17」(2015年1月21日リリース)。2014年中の録音。

※この順番は、ライブ当日に織り込まれたCDのちらしの掲載順によった。

  • 5枚のCDは、いずれも同意匠・色違いの紙ケースに収納され、裏面には「Steamroom」という文字と、それぞれに収録された作品のタイトル、収録時間が記載されている。その他、クレジットの類はない。CD盤面は、レーベル面がそれぞれ中間色で色づけされているが、 楽曲名などの文字情報は皆無。