かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

池間由布子、高山玲子(試聴室)

01.池間由布子[歌とギター]
02.高山玲子・一人芝居「ライブハウス 駅まで8ふん」 音楽:池間由布子[歌とギター]

01.の(久しぶりの)池間さん、1曲を除いて、初めて聴く歌ばかりだったな。
02.は、ちょっと予感めいたものがあったんだけど、いいもの観たな、と改めてしみじみ。
高山さん、ある女性の17歳、27歳、37歳のときの自宅/実家と最寄り駅との道のりの中で、その時々の「世界」を演じていたのだけど、その「世界」の切実さをそれぞれの年齢のもつリアルさとともに演じきっていた。年齢ごとにちょっとした衣裳や髪型を変えていたものの、それはあくまでもちょっとした見た目に過ぎず、ふっと呼吸をあらためた瞬間に、せりふの言い方や演技が変わり、つまりは、時が変わり、年齢の重みが加わり、もう別のリアルな実感がその場に生まれていた。その細やかな演技がほんとうに素晴らしかった。
それに寄り添うような池間さんの歌もとてもよかったな。
高山さん、はじめて観る人だとばかり思ったら、(なんと!)東京タンバリンだとか、ミクニヤナイハラだとか、マームとジプシーで観ていた(全然気づかなかった←かなりダメだ)。