かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

石橋英子トリオ、アキツユコ、カセル・イェーガー、オオクボ-T、Phew、コンロン・ナンカロウ+熊谷和徳、石橋英子ともう死んだ人たち(スーパーデラックス)

01.石橋英子トリオ:石橋英子[key]、山本達久[dr]、須藤俊明[b]
02.アキツユコ [key, vo]
03.カセル・イェーガー/Kassel Jaeger [モジュラーシンセ, electronics] with ジム・オルーク[モジュラーシンセ]
04.オオクボ-T [いろいろ]
05.Phew[key, electronics, vo]
06.コンロン・ナンカロウ[自動ピアノ]+熊谷和徳[tap dance]
07.石橋英子ともう死んだ人たち:石橋英子[vo, key]、ジム・オルーク[g, モジュラーシンセ]、須藤俊明[b]、山本達久[dr]、波多野敦子ヴィオラ]、ジョー・タリア[dr]
 enc.「Kokka」 with 熊谷和徳
VJ:rokapenis
DJ:kayo
food:ウミネコカレー(トマトチキンカレー、ポークカレー、豆カレーから2種盛りカレー、800円)
※「car and freezer christmas festival 2016」として。

盛り沢山の内容は楽しめたが、ちょっと長丁場過ぎて、疲労困憊、いや、お腹いっぱいと言っておこう。
ベストアクトは、ウミネコカレー笑。ポークと豆の2種盛にしたが、トマトチキンも食べてみたかった。サフランライスも、たまたま炊きたてにあたり、美味しかった。もう一杯行くべきだったか。
秘密のナイフ?
01.オープニングの挨拶代わりに、10数分、軽めに演奏。
04.スカムの山は険しく、容易に登ることはできない。ダンス/舞踏は最高だったが、コントは最低だった。変な間合いがいいような、悪いような。
06.ホイットニー美術館のキュレーター、ジェイ・サンダース/Jay Sandersとジム・オルークの選曲によるコンロン・ナンカロウの自動ピアノ作品5曲の再生映像が壁に投影される。これは、2015年にホイットニーでコンロン・ナンカロウの回顧展が開催され(これね)、コンロンの使った自動ピアノがジェイの自宅にあるとのことで、その縁での上映。そのうちの2曲(2曲目と5曲目)で、熊谷和徳がタップを踏んだ。舞台にマイクを仕込み、ミキサーで音量などを調整、空間系のエフェクトを強めにかけていた。このシステムは初めて聴いた。自動ピアノの人間にはできないようなある種えげつない音楽に真っ向から対峙した熊谷のタップは実に圧巻だった。これまでも何度か観ていて、今さらすごいのどうのとは言うまでもないことなのだが、まあ、凄かったのよ。5曲目は、途中から舞台に上がり、曲が終わっても、しばらく踊り続けていた。
07.50分弱をノンストップで。PAのバランスがちょっと悪かったかも、で、いまいち乗り切れなかったのはちょっと残念。それはそれとして、何曲かあった、コーラス入りの曲がいいなとも(山本達久に誰かちゃんと歌わせてくれないか)。JO、この日は、ギターの他に、モジュラーシンセも演奏(赤い筐体のキーボード付きのやつ)。アンコールの「kokka」はもう死んだ人たちでは初めて聴いた。