かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

行けなかった日記:網走・斜里・弟子屈・釧路湿原・釧路(第1日)

  • 緊急事態宣言が取り消されたこともあり、行けるかも、と思って、準備をしていた6月の2回の旅行も、飛行機の欠航で、ともに撃沈、「行けなかった日記」行きとなってしまった。結局、今年の春シーズンはほとんど家に籠もって過ごすことになった次第。夏は近場を少し観て回ろうかなとも思っているのだが、巣ごもり仕様で、体力も気力もいくぶんダウンしているので、はたしてどうか…
  • さて、6月17日、18日の両日は、JR釧網線を利用して、網走→知床斜里/斜里→摩周/弟子屈釧路湿原→釧路と回る予定を立てていた。知床半島野付半島なども候補に挙がっていたのだが、1泊2日の予定だと、どうしても窮屈な予定しか立てられず、結局、JR釧網線で移動しつつ、例によって野外彫刻を観て回る計画を立てた。
  • 行きはJALの早朝便で羽田から女満別に飛ぶつもりで、チケットを購入していたのだが、旅行1週間前の6月17日(水)に欠航のお知らせメールが届き、ネットでは返金処理が出来ないようだったので、JALに電話をして、キャンセル・返金の手続きをした。というわけで、今回の旅行は中止とした。併せて、宿と帰りの飛行機のAir Doの釧路→羽田便もキャンセルした。
  • では、行けなかった日記を。JALの早朝便で、羽田から女満別に飛び、バスで網走駅方面へ移動。女満別空港には、國松明日香《四季の時》という作品があるので、これを見落とさないようにしよう、と思っていた。バスの本数が少ないので、乗り遅れに注意ね(女満別空港から網走方面に向かうバスは飛行機の到着にあわせて出発する)。網走駅までは約30分、920円。予定どおりなら、電車の乗り継ぎまで1時間ほどあるので、網走市内を少しだけ再訪する、という予定を立てていた。
  • 網走駅から10:24発の釧網線釧路行きの快速に乗車する。最終目的地の釧路までの距離は200km未満、また、今日の最終目的地の摩周までだと、100km未満なので、きっぷはバラで買うことにした。最初の目的地は知床斜里駅で、11:08の到着。970円。
  • 斜里町 知床斜里駅周辺の野外彫刻を観て回る。事前に確認できたのは、以下の彫刻。

知床斜里駅 ロベルト・フリオ・ベッシン《オジロワシ


斜里町役場 重岡健治《理想》 ※裸婦・初期作品


■北のアルプ美術館 鈴木吾郎作品など

ロベルト・フリオ・ベッシンは、アメリカ人の彫刻家で、北海道の常呂郡置戸町に工芸アドバイザーとして招かれ、92年から3年間置戸町に滞在し、置戸の作家や町民と交流しながら、作品を制作したとのこと。現在でも、町内に設置された作品がいくつか残っているそうだ。いつか訪ねてみたい。(なお、この他に、御殿場にもベッシン作の鷹の像があるようだ。)
この他、時間があったら、斜里町立知床博物館を訪ねたり、海辺に出て、少し歩いてみたいと思っていた。

  • 知床斜里駅、15:57発に乗車。摩周駅には17:18の到着。1490円。
  • 屈斜路町 最大のお目当ては弟子屈町役場前の米坂ヒデノリ作品。これを観るために摩周駅で降りることにした。他にも何か野外彫刻の類はないかと探したところ、駅前のモニュメントと道の駅摩周温泉に野外彫刻があることを知った。これらも、併せて、観てくるつもりだった。

■摩周駅前のモニュメント

弟子屈町役場前 米坂ヒデノリによる弟子屈町開拓記念碑《風雪の碑》

道の駅摩周温泉 鳥とこどもの像? 駐車場と釧路川に挟まれた小緑地、四阿の横に設置。

  • 今回は弟子屈町で宿泊するつもりでいた。予約していたプランが食事なしだったので、コンビニやスーパーの場所なども確認していたのだが…