南千住周辺 彫刻放浪:千住大橋→水神大橋→八広(1)
- 今日は荒川区編と墨田区編の続き。最寄り京成駅まで歩き、途中、何回か乗り換えて、千住大橋駅に10:00過ぎに到着。今日はここを起点に歩いて回る。
- 千住宿奥の細道プチテラス 最初の目的地は、足立市場の西側にある千住宿奥の細道プチテラス(ということで、ここだけは足立区)。ここに芭蕉の石像が設置されているので、立ち寄ってみた。
《松尾芭蕉》(2015.3設置)。制作は平野千里。荒川区による。奥の細道千住あらかわサミット開催記念。南千住駅西口に設置。
御正進《ドナウの調べ》(2002.10設置)。台座には「荒川区とドナウシュタット区の永遠の友好を願って」と記されている。東京荒川ライオンズクラブ40周年記念。南千住駅東口・ドナウ広場に設置。ちなみに、ドナウ広場、ドナウ通りは、1996年に荒川区とウィーン市ドナウシュタット区が友好都市提携したのにちなんで命名されたもの。
ドナウ通りととちのき通りの交差点の南東側に設置されていたオブジェ。作者などは不詳。
- リバーハープコート南千住 城戸真亜子デザインによるオブジェ「リバーハープコートの仲間たち」(11基)が設置されてる。
説明板
A《リバーハープ》
B《四分休符》
C《指揮者のオブジェ》
D《ギター》
E《波しぶき三兄弟》
F《十六分音符》
G《魚と水のダンス》
H《ト音記号》
I《ヒソヒソラッパ》
J《積み木のピアノ》
K《ハーピィ》
- 荒川区立瑞光橋公園
岡村貴正《Lateolabrax》(平成27年[2015]度)。東京藝術大学卒業・修了制作作品・第10回荒川区長賞受賞。
髙濱英俊《水のかたち −stretch》。検索:高浜英俊
築舘儀憲《生成》。作者の寄贈。
キヨセケヤキロードギャラリー、他(2) 彫刻放浪:清瀬と練馬区編(3)
- キヨセケヤキロードギャラリー(2) けやき通りの西側に設置されている作品を北(市役所寄り)から順に掲載。
マリオ・チェオリ《追想 町をゆきて》(1985)
ライモ・ウトゥリアイネン《TENKO III》(1993)
柳原義達《道標・鳩》(1972・1974)
佐藤忠良《亜古》(1964)
淀井敏夫《幼いキリン・堅い土》(1985)
舟越保武《笛吹き少年》(1967)
細川宗英《王妃》(1989-92)
新妻實《MOUNTAINOUS》(1989)
井上武吉《my sky hole 91-8》(1991)
保田春彦《黒い石をつつむ幕舎》(1992)
- 清瀬市郷土博物館
城田孝一郎《蝶幻想》(1985)。博物館のエントランスロビーにも、城田孝一郎の大型の木彫作品が展示してあった。
清瀬中央公園の、《平和の塔》(1974)。制作は澄川喜一。
国立看護大学校(清瀬中央公園の東隣)の、峯田義郎《風の旅》。近づけなかったので、今回は遠くから。なお、同じ峯田義郎の《旅・空へ》という作品も屋外に設置されているようだ。
>参考:株式会社 織絵 / オリエアートギャラリー ART WORKS 国立看護大学校
キヨセケヤキロードギャラリー、他(1) 彫刻放浪:清瀬と練馬区編(2)
西口ロータリーの4基の大型オブジェ。照明塔とか、なのかな?
プレーリードッグとネコ。けやき通りポケットパーク「陽だまり処」(1996.3竣工)に設置。
今度はカメ。「陽だまり処」から少し先の、けやき通りポケットパーク「やすらぎの場」(1996.3竣工)に設置。
キヨセケヤキロードギャラリーは、清瀬市が東京都の「ふるさと・ふれあい振興事業」の助成により、平成元年(1989)度、平成3年(1991)度、平成4年(1992)度の3基に分け、整備を行った(後に、大成浩作品1基が追加された)。作家選定は三木多聞が担当し、第1期は国内著名作家の具象作品を中心に10基、第2期は国内作家の抽象作品を中心に8基、第3期は海外著名作家による5基が設置された。
吾妻兼治郎《水滴》(1991)
小田襄《惑星》(1992)
大成浩《風の標識 No.31》(1993)。国際野外彫刻展1993、多摩東京移管100周年事業。
土谷武《四本の木》(1992)
清水九兵衞《緋甲》(1992)。検索:清水九兵衛
澄川喜一《そりのあるかたち'90》(1990)。ちなみに、清瀬市在住だそうだ。
山本正道《思い出》(1985/1990)。タイトル板には「1985」、像の後ろ下方には「1990」とあった。1985年の作品を、1990年にキヨセケヤキロードギャラリー設置に合わせ、再制作した、ということかな?
手塚登久夫《梟月夜》(1984)
堀内正和《エヴァからもらった大きなリンゴ》(1966)
掛井五郎《いちじく》(1986)
城田孝一郎《花のころ》(1989)。城田孝一郎(1928-)は長野県阿南町出身の彫刻家で、清瀬市在住。清瀬市の各所に作品が設置・展示してある他、今回は立ち寄れなかったが、城田孝一郎彫刻展示室(コミュニティプラザひまわり内)もある(確か開室が限定的で、短時間なので、行くときは要注意!)。また、出身地の阿南町にも、城田孝一郎彫刻芸術資料館があるようだ。
フランシスコ・スニガ《ユカタンの女》(1976)
セバスチャン《青い樹》(1992)
リン・チャドウィック《ベンチにすわる少女》(1988)
東久留米駅西口 彫刻放浪:清瀬と練馬区編(1)
- 随分前からいちど訪ねてみたいと思っていたキヨセケヤキロードギャラリーに出かけてみることにした。西武線沿線なので、午後は、先日に続いて、練馬区編ということで、大泉学園駅や石神井公園駅の周辺を歩いてみることにした。
- ということで、出発。最寄りから、京葉線・武蔵野線・東西線・有楽町線・西武池袋線を乗り継ぐ(例によって)最安値ルートで、清瀬ではなく、一つ手前の東久留米まで行き、ここで電車を降りる。8:00頃、到着。ここの西口に井上武吉作品が設置されており、これを観るのが目的。これもずいぶん前からの宿題で、やっと果たせた。
- 東久留米駅西口ロータリー 駅舎の2Fに、富士見テラスというテラスがあって、作品の全体を上から観るのにいい感じだったのだが、残念ながら5月まで閉まっていて、入れないとのことだった。
井上武吉《my sky hole 94 樹の情景》(1994)。タイトル板の類は例によって見当たらなかった。