かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

小豆島




  • 6:00過ぎに起床し、身支度をして、出発。途中、コンビニで念のための食料として、おにぎりを2個購入。
  • 高松港7:20発の小豆島・土庄港行きのフェリーに乗船。1時間ほどの船旅の後、8:20頃、土庄港に到着。069チェ・ジョンファ《太陽の贈り物》を観覧。葉の一枚一枚に島の子供たちのメッセージが書かれているの気がつくなど。


朝食を食いはぐれたので、船内の売店できつねうどんを食らった。讃岐うどんじゃなかったけど、まあまあおいしい。

甲板にて。青空。

《太陽の贈り物》。オリーブの葉一枚一枚にメッセージが彫られていた。

  • 土庄港ターミナルで、バスの一日乗車券を入手。1000円。どの路線も乗り放題、とのこと。なお、小豆島内のバスは、行政から補助が出ているのか、どんなに乗っても、上限300円だった。なので、4回以上、乗り降りしないと元は取れない。070コシノジュンコ/アトリエオモヤ《アートショーターミナル》は、観覧時間前だったが、起動していて、だいたいのところがわかった。
  • 続いて、案内所に立ち寄る。どちらに行かれますか?と尋ねられたので、大部へ行く旨を告げると、大部の地図を出して、作品の展示場所などをていねいに教えてくれる。瀬戸芸のボランティアスタッフさんはどの方もフレンドリー、かつ、とても親切で、うれしくなる。
  • 9:30が観覧開始の時間なので、地図をたよりに、港から、展示のある土庄の町まで歩く。15分ほど。まず、大部行のバスに乗る「東洋紡績渕崎工場跡」バス停の位置を確認。工場跡は、公園といくつかの大店舗が集まったオリーブタウンというショッピングセンターになっていた。スーパーでトイレを借りるなど。
  • 9:30を過ぎたので、作品の観覧に向かう。土庄の町中の展示は初めて。073大岩オスカール《大岩島2》→074目《迷路のまち 変幻自在の路地空間》→071岸本真之《つぎつぎきんつぎ》と回る。目の民家改装インスタレーションは2カ所あって、西光寺近くの作品を最初に観た後、もう1カ所の方を観覧。土庄のこのあたり、瀬戸芸のプロジェクトとは別に、「迷路のまち」と称して、もともとの迷路のような路地を歩いて回るよういろいろと工夫されている。071岸本作品は、島内の他の場所にも展示されていたが、ここは銀行のショーウィンドウを利用して展示されていた。
  • 北回り福田線・東洋紡績渕崎工場跡10:48発のバスに乗車。混雑というほどではないが、同じように大部に向かう人がけっこういる。11:14大部バス停で下車。
  • 大部は初めての訪問。小豆島は、島といっても大きな島なので、一日ではなかなか回り切れない。他にも三都半島など、まだ訪ねた事のない場所もまだまだたくさんある。作品は、111リン・シュンロン《国境を越えて・潮》→112竹越耕平《小豆島の木》の2作品を観覧。
  • 北回り福田線・12:14大部バス停発に乗車し、終点の福田港には12:35着。
  • 福田も初めての訪問。110福武ハウス/アジア・アート・プラットフォームを観て回る。旧福田小学校と葺田八幡神社の境内を利用した展示空間で、旧福田小学校の校舎を展示室にしたアジアの作家によるグループ展の他、西沢立衛《葺田パヴィリオン》、古くからあった郵便局をリノベし、インスタレーションとした福田「家プロジェクト」キョク/シュー・ジリアン+チェン・シャンチェン《記憶の風景 Kyoku》、体育館を利用した福田アジア食堂などからなるプロジェクト。
  • 観覧後、少し町中を歩いた後、福田港の待合室で休憩。福田を14:30のバスで出発するところまでしかプランニングしていなかったので、次にどこに行くか、地図とガイドブックと首っ引きで、計画を立てる。三都半島に行きたいところだが、ちょっと時間がたりないか。まあ、再訪になるが、醤の郷と坂手あたりを回ることにする。
  • 瀬戸内国際芸術祭線・福田港14:30発に乗車。14:54安田バス停で下車。
  • 醤の郷は前回も訪れたところ。いくつか新作もあるので、改めて立ち寄ることにした。071岸本真之《つぎつぎきんつぎ》→095サヘジ・ラハール《Revenants》→096島田陽《おおきな曲面のある小屋》→097鄢粼香織《Follow the rules》 →098清水久和《オリーブのリーゼント》→100ドットアーキテクツ《Umaki camp》→102ソサ・ジョセフ《What are we?》[旧醤油会館1F]→101京都造形芸術大学城戸崎和佐ゼミ+graf《竹の茶室》と回る。
  • 馬木バス停16:16発に乗車。坂手港16:24到着。
  • 坂手も再訪。あまり時間がなく、ヤノベケンジ作品を回っただけ。107ビートたけし×ヤノベケンジ《アンガー・フロム・ボトム 美井戸神社》→106ヤノベケンジ《スター・アンガー》。107は、設置された前回は動いていたが、今回来たら、屋根がかけられ、神社化していた。ちょっとなんだかなな感なきにしもあらず。祀られて怒りは形骸化しちゃうのか? 105UMA/design farm+MUSEUMは、いく人(組)かの作家、クリエーターの滞在制作のプロジェクトで、坂手港周辺の数カ所で、その成果を展示していたようだが、美井土神社近くの、荒神社境内に設置された八木良太作品を観覧(というか、聴取)できた。ポータブルな音楽再生機器3機を使って、イヤフォンのスピーカーでひぐらしの鳴く声を流していた。たしか、横浜の個展でも展示されていたと思うが、屋外で聴くとまた違った印象も。とりあえず、瀬戸芸の作品観覧はここで終了。
  • 坂出港を17:10に出る高速船があったが、これは前回乗ったので、今回は、池田港までバスで戻り(一日乗車券もあるので)、池田港から高松行のフェリーに乗ることにした。17:06坂出港バス停→17:35池田港バス停。フェリーは、池田港18:00発で、690円。高松港には19:00頃、到着。いささか疲れた。
  • 駅横のスーパーでちょっと買い出しして、かけうどん小210円+するめ天160円を食らって、ホテルに戻る。ばてばて。