かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

益田→浜松町 キーチマンツアー:六日市・益田編(2)

  • 6:30過ぎに起床。ちょっと寝足りない。カーテンを開けると、天気は上々。身仕度をして、2Fの朝食会場で、朝食を食らう。まずまず美味しい(のだが、ここのスタッフも微妙に無愛想。ニュートラルではなく、無愛想)。一度部屋に戻り、パッキングしたり、一休みしたりした後、7:30頃、チェックアウト。フロント、やっぱり無愛想…笑
  • 今日はグラントワと空港近くのキーチマンを観れればいいや、というつもりだったのだが、予定をいじって、医王寺に行ってみることにした。医王寺は8:30から拝観できるみたいなので、最初に医王寺に行くつもりだが、まだ間があるので、駅前から市役所やら、図書館やらを探って(成果はほとんどなし)、結局、グラントワまで歩いてしまった。後で改めて立ち寄るが、とりあえず、芝地の《OROCHI》を観て回る。

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益田市役所前の、シンボルモニュメント? 作者などは不詳。後ろの建物が、益田市役所。


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グラントワ前の、澄川喜一《OROCHI》(2005)

  • 医王寺 グラントワ前バス停から8:17発の医王寺行きのバスに乗る。10分ほどで到着。160円。8:30まで数分あったが、まあ、周囲を観ているうちに時間になったので、拝観に向かう。拝観料500円。

少し絵画の類も展示してあった。伝雪舟や伝雪村がそれぞれ1幅ずつ展示してあった他、本堂で杉戸絵(花鳥)をいくつか観ることができた。また、書院(?)には障壁画(唐人物。近代作か)や山水の屏風などもあった。
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医王寺総門。


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医王寺庭園。

  • 再びグラントワ グラントワは、正式には島根県芸術文化センターという。グラントワは愛称だ。島根県立石見美術館と大・小ホールのある島根県立いわみ芸術劇場の入った複合施設で、2005年10月に開館した。内藤廣建築で、石州瓦を用いた外観が特徴的だ。中央に水場のある中庭広場があり、その周囲を回廊がめぐり、正面側が芝地で、朝観た《OROCHI》が設置されている。それを越えて、正面回廊から中に入り、回廊を経て(中庭広場を抜けてもよい)、美術館なり、大ホールなり、小ホールなりに行くようになっている。正面から見て、左手が美術館、向いが大ホール、右手が小ホール。美術館の前は広いロビーになっていて、受付やちょっとした図書コーナー、ミュージアムショップがある。ロビーの天井を見上げると、木製の屋根(の梁)が見え、なかなか美しい。

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グラントワの中庭広場。水遊びができる水場がある。写真1枚目:回廊の外、左側が大ホール。2枚目:正面が小ホール。3枚目:左側が美術館。


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澄川喜一《OROCHI》(2001)。美術館側にもう一つの中庭があり、ここに設置されている。この中庭には入れないので、ガラス越しに撮った1枚だけ、掲載。

  • 島根県立石見美術館 展示室は4室、そのうちの3室で開催中のコレクション展を観覧した。300円。3室のうち、展示室Aが外観と同じような色合いをした展示室で、ちょっとおもしろい。展示室Aは室町末〜近世末の水墨画(いくつかは淡彩のあるもの)の展示、Bは近世の石見根付、Cは森英恵オートクチュールを展示していた。

展示室A 水墨画をたのしむ
展示室B 根付−江戸の遊び心と吉兆
展示室C 森英恵

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  • 風の広場 萩・石見空港に隣接した丘の上の広場/公園。その入口のところに、シンボルモニュメントとして《TO THE SKY》が立っている。

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澄川喜一《TO THE SKY》(1993)


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この木の向こう側、丘の下には、滑走路が広がっている。


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空港前の駐車場出入り口にあった柿本人麻呂歌碑。

  • 帰りの飛行機は、ANA576便、萩石見12:55→14:25羽田の予定だが、保安検査場を通過して、待合ロビーに入ったら、掲示板に出発が25分遅れの13:20とあった。12:50頃にようよう使用機材が到着し、13:10頃から搭乗開始となり、13:26頃、離陸した。フライトは順調で、南房総あたりから左旋回で房総半島を横切り、東京湾アクアラインの少し南を降下し、羽田空港に、14:45頃、着陸。(いずれも写真なし、だけど、)キーチマンツアーらしく、海ほたるの《カッターフェイス》も見えたし、割と近くから《風の塔》も見えたし、加えて、着陸した後には、滑走路の向こうに東京スカイツリーも見えた。まあ、キーチマンツアーの締めくくりとしてはよかったかな。バス移動で、15:00頃、到着ロビーに出ることができた。
  • まだ陽があるので、大井競馬場前でモノレールを降りて、大井埠頭中央海浜公園の野外彫刻を観に行こうと思っていたのだが、モノレールの窓外から、運河を挟んで、野外彫刻のいくつかが見えたものの、何かのの工事をしているようで、柵などが立てられ、どうも立ち入りができないみたいだ。これでは行っても近寄れないな、と判断し、そのままモノレールに乗って、終点の浜松町まで行くことにした。ちょっと残念。
  • 昼食を食べていなかったので、浜松町で何か食べていこうと、モノレールを降りてうろうろしていると、目の前に、青木野枝の彫刻が…う〜む、捨てる神あれば拾う神あり、といったところか… 我ながらすごい引き! 
  • ということで、日本生命浜松町クレアタワーの周囲に設置された青木野枝のPA3作を観覧し、今回の旅行は終わり。

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青木野枝《空の水/浜松町-1》(2018)


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青木野枝《空の水/浜松町-2》(2018)


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青木野枝《空の水/浜松町-3》(2018)

  • 浜松町からは有楽町/東京経由で、最寄りまで。18:00前には無事に帰宅したのであった。