かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

広島→六日市→益田 キーチマンツアー:六日市・益田編(1)

  • さて、今週はひさびさのキーチマンツアーである。澄川喜一は島根県出身ということもあり、島根県内には多くの澄川喜一作品が設置されている。その一部を観に行こうというのが今回のテーマである。
  • 最初の目的地は島根県吉賀町の六日市。広島から益田へ向かう長距離バスが、途中、六日市に停まることを知った。なので、六日市で立ち寄り、もう一つの目的地、益田市グラントワや萩石見空港近くのキーチマンを観てくることにした。広島までのLCCのチケットをバーゲンで格安で入手できたこともあり、また、島根県には、ほとんど行ったことがないこともあり(以前、観光バスで津和野に数時間立ち寄ったことがある。島根県はそれだけ)、いささか勢い余って、だが、ちょっと行ってみよう、ということになった次第。帰りは、萩石見空港羽田空港ANAの昼便のチケットをわりと安く買うことができたので、これを利用する(夕方便より8000円ぐらい安く、1万円弱だった)。
  • さて、出発。いや〜、なかなか寝られないので、ネットでアニメを見始めたら、これがオレの地元が舞台だった(「はまち」です…)こともあり、つい見続けて、寝ないでそのまま出発(って…大バカ)。最寄り6:55発の成田空港行きのバスに乗るつもりで、バス停に行ったら、1本早い6:40発がまだバス停にいたので、これに乗る。1時間弱で、成田空港T3に到着。今日は春秋航空なので、空港でチェックインしなくてはならない。チェックインの始まる出発90分前の8:00まで少し間があるので、フードコートの椅子に座って、T3のロで買った朝食を食ってから、チェックインする。すぐに保安検査場を通過して、出発ゲートの175近くへ行き、ここで例によって一寝入り。T3は雑然としているが、羽田と違って、TVが少ないので、比較的静かでいい。今日、搭乗するのは、春秋航空 IJ621便、成田9:30→11:10広島の予定。9:10頃から搭乗が始まる。フライトは順調で、11:00頃、広島空港に着陸。窓際席だったので、雲が多かったものの、着陸前15分間の瀬戸内海の景色を楽しむ。あと、琵琶湖上空から京都(市内の北側)などの景色もおもしろかった。予定より少し早く着いたので、広島空港発の11:10発のJR広島駅新幹線口行きの直行バスに乗ることができた。50分ほどで到着。

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空港バスは新幹線口着なので、まずはこれから。圓鍔勝三《朝》(1979秋設置)。


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ヒロシマ平和のゲートウエイ》。駅前通りと猿猴川が交差する北西側(松原稲荷の東側)の緑地に設置。センターピースの彫刻は三木俊治の作品で、同氏の寄贈とのこと。オレの写真ではよくわからないけど、3枚目の写真が《ヒロシマ平和のゲートウエイ》の全景。三木俊治作品の前の植え込みの中に、写真4枚目のようなメッセージワードの書かれた透明なボード(ガラス?)がいくつか立っている。

  • 六日市 新幹線口のバス乗り場3で13:20発の石見交通・清流ライン高津川号に乗車。広島駅始発だが、ここでの乗客はオレも含め3人(その後、広島バスセンターで2人乗ってきた)。広島市内を少し回ってから、広島高速4号線から広島新都西風ICから中国自動車道に入る。六日市ICで中国自動車道を降りて、一般道に入り、5分ほどで六日町バス停に到着。だいたいオンタイム、15:15頃に到着。2310円。乗客はここで全員下車。六日市のバス停は吉賀町ふれあいホールの前。ホール前はコミュニティバスの発着場にもなっていて、ホールの1Fには公衆トイレもあった。目的地の、「澄川喜一記念公園 彫刻の道」までは歩いて10分ほど。国道187号線と県道16号線の交差点の南東側に《およりんさんせ》が立っていて、ここから道の駅 むいかいち温泉まで、ところどころに野外彫刻や石組みが設置されている遊歩道が続く。この遊歩道は、まずはじめに《およりんさんせ》が制作・設置され、その後、《風》(など?)が設置された後、2017年に《TO THE SKY》が設置され、「澄川喜一記念公園 彫刻の道」と改めて命名されたようだ。なお、吉賀町には、ここの他にも、七日市にある県立吉賀高等学校に《翔》という澄川喜一作品があるそうだ。

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澄川喜一《およりんさんせ》(2000)


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大井秀規《Gravitation》(2011)。第24回UBEビエンナーレ出品作。かっけー。


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濱坂渉《大地の響・身体の座IV》(2013)。第25回UBEビエンナーレ出品作。検索:浜坂渉


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ペトレ・ヴィジリュ・モゴサヌ(イタリア)《HOPE DOOR》(2013)。第25回UBEビエンナーレ出品作。名古屋市の個人のふるさと納税を財源として購入、とあった。



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澄川喜一《風》(2006)


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澄川喜一《TO THE SKY》(2017)


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「澄川喜一記念公園 彫刻の道」銘板。銘板の裏に、澄川喜一の略歴や受賞歴などとともに、「澄川喜一記念公園 彫刻の道は、吉賀町名誉町民である澄川喜一氏の功績をたたえ同氏の彫刻を中心として整備するものである。吉賀町長 中谷勝 2017年4月27日。」とあった。以下、道の駅側から《およりんさんせ》まで改めてたどり直してみる。

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  • 六日市16:30発の高津川号に乗車し、益田に向かう。バス停で待っていると、突然何羽ものつばめが通りを行ったり来たり、ぐるぐると回ったり、飛び交い始めた。しばらくすると、下校する小学生や中学生たちが通りかかり、口々にこんにちはと声をかけられる。という、いつものパターン笑 バスはほぼオンタイムでやってきた。六日市からはバスは高津川沿いの、主に国道167号線→国道9号線を走る。バスが高津川号の呼ばれている所以だ。益田市内までは、1時間15分ほどかかる。バスは石見交通本社前が終点で、グラントワ前にも停まるので、益田駅前では降りずに、グラントワまで行って見ることにした。17:50頃、到着。2080円。グラントワは明日、改めて来るが、まだ陽があるので、ざっと見学しておくことにした(なので、写真は明日の項に掲載する)。見学後、ふらふらと益田駅前まで戻る。1kmちょっと、10分強といった道のりだが、途中でキヌヤというスーパーがあったので、もちろん笑立ち寄った。

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六日市バス停近くを流れていた鹿足河内川。もう少し下流高津川に合流する。


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六日市バス停標。木製だった。


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グラントワ前の、益田川。高津川の写真は撮り忘れた。