かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

長野 彫刻放浪:長野・上越・長岡(1)

次へ

  • 長野、上越、長岡と回ってきた。相変わらずの彫刻放浪である。天気予報では、あまり天気がよくないとのことで、ちょっと落ち着かない気分での出発となった。初日こそあまり雨にたたられなかったが、2日目は天気予報どおり、(激しく)降ったり、止んだりの天気となり、結局、最後の目的地の出雲崎はあきらめて、予定を変更して、長岡に行くこととなった。ちょっと心残りではあるが、大雨警報が出ていたこともあり、室内ならともかく、さすがに野外をうろうろと歩き回る気にはなれなかった。まあ、そんなこんなで、予定どおりとはいかなかったが、それなりにたくさんの野外彫刻には出会うことができ、まあまあ楽しい旅ではあった。
  • では、はじまり、はじまり。最寄り5:15発の電車で東京駅まで。東京駅で少し時間があるので、この時間を利用して、東京駅構内・中央コンコースの八重洲寄りに設置してある圓鍔勝三作品を観覧。何度も観ている作品だが、何時行っても人が多くて、写真を撮るどころじゃないので、これをチャンスと行ってみた次第。朝食がまだだったので、この後、キヨスクで適当な朝食を買いだし、適当に食らうなど。今日は、まず新幹線で長野まで行く。東京6:52発のあさま601号に乗車。えきねっとでトク35で購入した。長野駅には定刻どおり、8:38に到着。

f:id:pigmonm:20190830002256j:plain:w240
圓鍔勝三《仲間》(1953)。木彫作品。東京駅中央コンコースの八重洲寄り、エレベーターの背後に設置されている。

  • 長野駅権堂駅 長野駅周辺の野外彫刻をいくつか観て回ることにした。まず、長野大通りを歩き、前回見落とした井田勝己作品を目指す。もちろん、せっかくなおで、通り沿いの作品群も再訪する(再訪の作品もいくつか写真を掲載。なお、前回の長野市内の彫刻放浪はここ)。その後、時間のある限り、中央通り~県庁前通り周辺の前回は行けなかった野外彫刻を観て回った。この他に、もう数基の野外彫刻を観るつもりだったが、時間切れで、その後、権堂駅に出る。見残した作品については次回を期したい。

>参考:長野市 長野市の野外彫刻 >参考:長野市 野外彫刻ガイドマップ(PDF)
f:id:pigmonm:20190830002322j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830002340j:plain:w240
長野駅善光寺口前の、《如是姫像》(1953.10再建・設置/2015.3現在地へ移設)。制作は佐々木大樹。現在の《如是姫像》は2代目で、初代像は1908年10月に善光寺護摩堂前に信者の寄進により設置された。制作は竹内久一。1936年12月、善光寺ご開帳を機に、長野駅が仏閣型に改築され、それに合わせ、駅前広場に移設。1944年2月、例によって、台座を残し、供出。戦後、1953年に信者の募金などにより再建され、現在に至る

f:id:pigmonm:20190830002400j:plain:w240
初代《如是姫像》の台座。これまでの経緯などが記されている。


f:id:pigmonm:20190830002419j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830002437j:plain:w240
OZ、尾頭、山口佳祐《光輝》(2015.3.1設置)。長野ロータリークラブ、長野東ロータリークラブ、長野南ロータリークラブ、長野北ロータリークラブ、長野西ロータリークラブ、長野北東ロータリークラブ南千歳町、共同組合長野駅前商店会の寄贈。長野駅善光寺口(沢屋ビル前)に設置。


f:id:pigmonm:20190830002454j:plain:w360
北郷悟《蒼い山》(2014.3設置)。第40回長野市野外彫刻賞受賞作品。再訪。


f:id:pigmonm:20190830002513j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190831164316j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830002531j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830002600j:plain:w360
村中保彦《工事現場》(2012.3設置)。第38回長野市野外彫刻賞受賞作品。3基1組の作品。再訪。


f:id:pigmonm:20190830002735j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830002624j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830002652j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830002707j:plain:w360
井田勝己《月に向かって進め》(2013.2設置)。第39回長野市野外彫刻賞受賞作品。設置場所は長野市役所前交差点の北東側。


f:id:pigmonm:20190830002756j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830002814j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830002849j:plain:w360
上千歳広場の、原透《時間塊7》(2009.3設置)。第35回長野市野外彫刻賞受賞作品。


f:id:pigmonm:20190830002908j:plain:w360
TOiGO広場の、速水史朗《A-UN》(2006.9設置)。第33回長野市野外彫刻賞受賞作品。再訪。


f:id:pigmonm:20190830002927j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830002944j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830003010j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830003030j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830003052j:plain:w240
長野県農協会館/アクティーホール前の、日高頼子《春》(1988.10設置)。第16回長野市野外彫刻賞受賞作品。


f:id:pigmonm:20190830003115j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830003146j:plain:w240
信濃毎日新聞社前の、高橋清《波と貝から与えられたフォルム》(1986.11設置)。第14回長野市野外彫刻賞受賞作品。


f:id:pigmonm:20190830003204j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830003228j:plain:w240
同じく、信濃毎日新聞社前にあったオブジェ。作者などは不詳(タイトル板がなかった)。


f:id:pigmonm:20190830003332j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830003352j:plain:w240
長野県庁前広場の、高野佳昌《若い女》(1987.11設置)。第15回長野市野外彫刻賞受賞作品。


f:id:pigmonm:20190830003407j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830003427j:plain:w240
長野県労働金庫前の、広井力《風》(1991.11設置)。第19回長野市野外彫刻賞受賞作品。


f:id:pigmonm:20190830003446j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830003507j:plain:w360
権堂広場の「権堂町勢獅子」

f:id:pigmonm:20190830003525j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830003549j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830003610j:plain:w360
信濃吉田駅南口の、曽我孝司《重力質−Floating Rain’98》。第26回長野市野外彫刻賞受賞作品(平成10年度)。タイトル板が見当たらなかった(植え込みに隠れていたか?)。


f:id:pigmonm:20190830003626j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830003646j:plain:w360
f:id:pigmonm:20190830003709j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830003728j:plain:w360
北長野駅横断地下道南側広場(中越北広場)の、藤原吉志子《月を盗む》(1993.11設置)。第21回長野市野外彫刻賞受賞作品。


f:id:pigmonm:20190830003747j:plain:w360
辰巳公園の、《溢れる命》(2000.10)。吉田地区市制100周年記念事業実行委員会による。製作は、田畑功(原型制作)、富山県高岡市(株)織田幸銅器。


f:id:pigmonm:20190830003803j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830003839j:plain:w240
f:id:pigmonm:20190830003855j:plain:w360
二口金一《北の母子》(1989.11設置)。第17回長野市野外彫刻賞受賞作品。


f:id:pigmonm:20190830003921j:plain:w360
辰巳公園の辰巳池。野鳥が飛来するようで、観察場所が設置されていた。


つづく