異国趣味の日本美術名品展 南蛮から唐・紅毛まで （神戸市立博物館）

神戸市立博物館では，「年に一度の館蔵名品大公開！」と銘打った3つの企画展，それに常設展示を見ました．

01.異国趣味の美術名品展　南蛮から唐・紅毛まで （2F南蛮美術館質・1Fホール）
02.日本における世界図のあゆみ　（3F特別展示室1）
03.川西英・川西祐三郎作品選
2005.10/22〜11/20　10:00〜17:00（入館は16:30まで）　月休

質・量ともなかなかのもので，これで入館料が200円とはちょっと申し訳ないくらい（03には，なんとカラー図版入り目録までついていました！）
お目当ては，神戸市立博物館の池長孟コレクションだったのですが，01では当然のこと，02や，さらに常設展示のところどころで池長コレクションを見ることができました．いや，名品ぞろぞろでした．《聖フランシスコ・ザヴィエル像》，狩野宗秀《都の南蛮寺図》，《泰西王侯騎馬図屏風》，狩野内膳《南蛮屏風》，司馬江漢《異国風景人物図》，平賀源内《西洋婦人図》などなど．
たまたまいくつかの高校が見学に来ていて，女子生徒たちの一番人気はやはりあの《聖フランシスコ・ザヴィエル像》でした．「きゃ〜，ザヴィエルよ〜」「まつげカワイイ」「あのハート，蟹みたい」と大騒ぎ（一部やや誇張）．彼女たちの率直な（過ぎる!!）感想が聞こえてきて，ちょっとおもしろかったです．男子生徒はなんかおとなしかったですね．ソファーで大の字になって寝ているやつとか．ああ，おじさんも人目を気にせず大の字になって寝たかったのだよ！！（寝不足だったもので．．．［苦笑］）
【メモ】神戸市立博物館