かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

青森

  • 青森と函館に行ってきた。お目当ては、青森県立美術館の「青森EARTH 2016 根と路」展を観ることと、北海道立函館美術館で「蠣崎波響」展(ただし、常設展としての小規模の開催)の二つの展覧会を観ること。これは無事果たすことができて、まあ、よかった。
  • ただ、準備が足りず、特に函館ではスケジューリングがあまく、後半、ちょっとどたばたして、無駄が多くなってしまったのは、大失敗だった。もっと注意深くあらねば...
  • 相変わらずグルメなし、だし。美味しい飯を食らうべし、なのだが...
  • 今回は、JAL楽天ツアーという楽天トラベルによる飛行機と宿泊の組み合わせパック。いろいろなツアーをチェックしたのだが、これが、いちばん安く収まった。26000円ほど。(東北の各空港と函館空港の組み合わせのツアーがそもそも少ない。)
  • 青森と函館の移動は、新幹線をつかった。これはJR東日本えきねっとでトク40でチケットを取ることができた(新青森-新函館北斗4350円)。
  • さて、昨夜遅くまで台風16号の影響で、飛行機が飛ばない、飛んだとしたところで、羽田空港まで行くのがしんどいかも、などなど、不安に感じていたのだが、これらはいずれも杞憂。台風は温帯低気圧に変わり、出かけるころには、雨も止み、風も弱まっていた。
  • 最寄り5:20発の羽田空港行きのリムジンバスに乗車。1250円。1時間ほどで、T1に到着。座席指定をして、保安検査場を通過。35ゲートなので、飛行機まではバスで移動だな。ゲート付近で時間を潰す。ほとんど寝ていないので、いささかきつい。
  • 搭乗はJAL141(737-800)、7:55発青森空港行き。ほぼ時間どおり。9:10頃、青森空港に到着。青森は青空が広がっていたが、さすがに半袖では涼しい。9:25発のリムジンバスで青森市内に向かう。駅まで行かずに新町2丁目で下車。690円。ここから歩いて、青森県立郷土館へ。

  • 青森県立郷土館では、特別展の五味太郎作品展「絵本の時間Special」と常設展を観覧。五味太郎展はあらかじめ前売りを買って置いたが、常設展はそれとは別料金(300円)。郷土館は、自然史(青森の自然)を含む、歴史・民俗博物館で、縄文時代あたりは豊富な実物展示を含み(特に土偶!)、なかなかよかった。また、民俗のパートは近時リニューアルされたのか、展示も新しく、おもしろかった。
  • 郷土館から県立美術館へ移動。観光客向けの周遊バス、ねぶたん号を利用。40分ほどかかるが、あおもり北のまほろば歴史館や津軽海峡フェリーターミナルなど、これまで行ったことのないところを通り、それはそれでおもしろい。1乗車200円。一日乗車券500円もある。
  • 青森県立美術館「青森EARTH 2016 根と路」個々の作品の多くは興味深かったが、全体的になにか物足りない感じ。各展示のつながりはいまいちリアルでなく、全体がこぢんまりとして見えるから?


青森に来ると、だいたい青い空が広がっている。



美術館前の原っぱに突如出現したミステリーサークル。展示とは関係がない(らしい)。

  • それにしても青森県美のHP、料金などの記載(例えば、特別展前売りを持っている人は常設展団体料金で入れるとか)、微妙にかゆいところに手が届いてない感じは、今回も否めない。なんとなくだが、北の方の美術館・博物館にその傾向がある気がする。もちろんケースバイケースだが。
  • 今回も、バスの時間の都合で、三内丸山遺跡に行けず、残念。
  • 県美からねぶたん号で直接新青森駅まで行くと、新青森でいささか時間をつぶさなくてはならないが、一方、青森に戻って、JRで新青森に行くのも、青森で時間に余裕ができるわけでもないので、まあ、県美から新青森駅まで、ねぶたん号で行くことにする。10分強。200円。
  • 新青森駅は駅の建物内に観光案内所、お土産物屋、飲食店があるだけ。飲食店も(超)高い割りにまずそう。少し歩くと、国道があり、ロードサイドに飲食店もあるけれど、駅からはちょっと遠い。時間に余裕もあるので、元気なら歩くところだが、寝不足がたたり、へろへろになっていたので、歩く気になれない。やむなく笑、駅前にあったコンビニで食料を買いだし、駅前公園のベンチで食らうなど。なんと安上がり!笑
  • 新青森17:31発のはやぶさ23号に乗車。がらがら。新幹線はもっと安く乗れるようにするべきだよな。1時間ほどで、新函館北斗に到着。ほとんどトンネルの中なので、窓外の景色もこれといっておもしろみもない。新函館北斗駅も特に何もない。開通したばかりのためか、スタッフが多く出て、お客を在来線に誘導している。乗客の人数調査もしていたな。乗り換え改札のところの自販で、函館までのチケットを購入。360円。函館ライナー(はやぶさの客を函館まで運ぶための快速)に乗車。18:44発。15分で函館に到着。


  • 函館駅の観光案内所はすでに閉まっていた。ちょっと当てにしていたのだが、地図類も入手できず(駅の観光案内所など、営業が終わっていても、地図やパンフなど自由に取れるようになっているところが多いので期待したが...ダメだった)。周辺を見て回ると、バスの案内所・待合室があり、ここで、交通マップの類を入手できた。
  • さて、ホテルは駅の真ん前なので、新幹線で休めたこともあり、夕飯を求め、ちょっと周辺を歩いてみる。同じような中国人のグループが多数いるなど。飲み屋とラーメン屋しかない。結局、塩ラーメンを食らうなど。650円。なかなかおいしい。

  • 函館山の夜景見学はけっこう遅くまで行けるようなので、ちょっと悩んだが、今晩のところはやめておくことにする。カップルや団体を怖れたこともあるが、空いていたようなので、行っておけばよかったというのは翌日の後悔笑
  • コンビニに寄って、飲料などを仕入れてから、ホテルにチェックイン。スマイルホテル函館のC館の9階の部屋。フロントの感じもよく、部屋の設備も一通りそろっており、Wi-Fiも問題なし。風呂に入って、早々に寝入る(が、いつものごとく、夜中に目が覚めてしまう)。