かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

横手→北上

  • 6:30頃、起床。身仕度を済ませ、1Fの食堂で朝食を食らう。和定食で、ごはん、味噌汁、飲み物などはおかわり自由だった。ここも仕事関係で宿泊の人が多かった。朝食後、そのままチェックアウト。駅で、横手方面の列車が無事に動くかどうかを確認して、きっぷを購入する。1320円。7:55発の横手行きに乗る予定だが、少し時間があるので、昨日見忘れた駅構内を探索。なんと《緑の風》があった。列車は2両編成で、無事に発車し、横手駅にはダイヤどおりの9:17に到着。駅周辺の彫刻を探り、羽後交通バスの秋田ふるさと村行きのバスに乗車。横手駅東口9:35発で、15分強で、秋田ふるさと村に到着した。270円。


新庄駅構内の、木内禮智《緑の風》(1979/1998.5設置)。国際ソロプチミスト新庄の寄贈。思わぬところで、《緑の風》に再会。ここ新庄でも、作者名は明記されていない…レディメイドみたいな扱いだったんだろうか? (2018.9.15撮影)

  • 横手の野外彫刻(1)駅の周辺


横手駅西口の、峯田敏郎《明日の四季》(1978.11設置、2011.10移設)。1978年当時の横手駅駅舎が全面改装された際に、公募により選ばれた作品で、駅舎壁面に設置された。2011年10月駅舎改築により、現在地に再設置された。


横手駅東口の、山本正道《かまくら》。かまくらの中で、あやとりをしているのだろうか。

  • 秋田県立近代美術館はふるさと村というテーマパーク?の一角にある美術館で、美術館の周囲には、彫刻広場・彫刻の小道・彫刻の丘の3箇所に分けて、野外彫刻が30数基設置されている。また、館内にも彫刻作品が設置されており、本郷新《鳥を抱く女》などもあった。中でも、高田博厚作品が相当数あった。作者からの寄贈だろうか。企画展、所蔵作品展と観覧したが、企画展の初日で、しかも午前中で開会式?などもあり、少しがたがたと落ち着かない感じだった。まあ、巡り合わせだから仕方がないが、展覧会の初日なぞ行くものではないな。所蔵作品展は無料で観ることができる。展示は秋田出身作家の作品が中心で、秋田蘭画もかならず1、2点は展示しているようだ。

 >参考:秋田県立近代美術館 主な収蔵品の紹介 野外彫刻【彫刻広場】

科学特捜隊とか、国際救助隊とかの基地みたいな、秋田県立近代美術館。設計は、株式会社山下設計東北支社。1993年6月竣工、1994年4月開館。右の写真の中央、トンネルが美術館の入口。手前が彫刻広場。外が見える長〜いエレベーターが売り、みたいなのだが、この日は動いていなかった。


澄川喜一《TO THE SKY》(1993)。キーチマン、かっけぇー!


籔内佐斗司《犬も歩けば・IN AKITA》(1993)


相川善一郎《声良鶏》(1952)


安藤泉《大地の鼓動》(1993)


黒川晃彦《フラワーソング》(1992)


バリー・フラナガン《鐘の上で飛び跳ねる野兎》(1989)


安藤泉《好奇心》(1998)


柳原義達《風の中の鴉》(1982)


柳原義達《道標・鴉》(1979)


野口裕史《天空伝説「来訪者」》(2007)


安藤泉《悠久》(1999)


下川昭宣《楽園》(1998)


朝倉響子《ローリー》(1991)


清水九兵衛《登甲》(1992)

 >参考:秋田県立近代美術館 主な収蔵品の紹介 野外彫刻【彫刻の小道】


堀口泰造《カルメン》(1870)


淀井敏夫《ローマの公園》(1976)


千葉精一《祈念童子・祈念童女》(1985、1986) 


笹戸千津子《シャツブラウス》(1990)


工藤健《憩えるマンドーラ》(1991)


岩野勇三《にけ》(1986)


高田博厚《水浴》(1969)


ドラゴ・マリン・チェリーナ《アドリアナ》(1974)

 >参考:秋田県立近代美術館 主な収蔵品の紹介 野外彫刻【彫刻の丘】

堀口泰造《平和が来る》(1991)


小田襄《円形の記憶》(1993)


遠藤洪平六《こんにゃく石−浮遊する虚体'93-Ⅰ》(1993)


工藤健《愛の変容》(1982)


建畠覚造《WAVING FIGURE》(1993)


峯田敏郎《記念撮影-5月のかたち-》(1991)


三木富雄《EAR》(1970)


内田晴之《異・空間 1993》(1993)


高田洋一《白い羽》(1993)


雨宮敬子《想秋》(1989)


彫刻の丘

  • 横手の野外彫刻(2) 秋田ふるさと村12:15発のバスに乗車。市役所の近くのバス停で下車。12:30頃か。270円。このあたりから、横手市街の野外彫刻を探る。


横手川にかかる学校橋の上に2基の野外彫刻が設置されていた。それぞれに、(彫刻それ自体のタイトルとは別に、)伝統の像、躍進の像と名付けられている。学校橋は通称らしく、横手市役所前交差点を東に進み、横手川を渡ると、行き当たりに小学校があることから、そう呼ばれているようだ。学校橋を渡ったあたり、横手川の西側、川沿いが整備されていて、ちょっとした公園のようになっている。「横手川水辺空間」ともいうらしい。ここに、リバーフロントセンターによる整備広報事業で、水辺のブロンズ像として、笹戸千津子と舟越保武の彫刻が設置されていた。


学校橋橋上の、山本正道・伝統の像《水辺にて》(1982.3設置)。伊藤建設工業株式会社の寄贈。


同、茂木弘行・躍進の像《ゆめ》(1982.3設置)。横手南ローターリークラブが建設資金を協力。


横手川水辺空間の、笹戸千津子《長衣の女》(1982/1990.3設置)


同、舟越保武《EVE》(1990.3設置)


ふらふらと駅前まで戻ってきたら、ポストの上にかまくらが載っかっていた。

  • 北上 横手13:49発の北上線北上行きに乗車。2両編成の列車は、山の中を抜け、川沿いに走り、15:01に柳原に到着。1140円。柳原駅北上駅の一つ手前で、ここから少し歩いて、詩歌の森公園へ向かう。この公園は1979年に黒沢尻工業高校の移転後に整備された公園で、日本現代詩歌文学館や図書館がある。現代詩歌文学館で常設展示を観覧。展示は「ゲームと詩歌 遊ぶこと、生きること」と題する企画展で、ゲームをテーマにした現代日本詩歌のアンソロジーという趣き。なかなかおもしろい。また、ここに井上靖記念室があり、井上靖の詩にかかわる作品や資料を展示していた。本や作品を並べ、解説を付けるだけではなく、のぞき機関のような装置で詩を読ませる、詩に出会わせる仕掛けが多数あり、これがなかなかおもしろかった。観覧料は無料。文学館の池の畔に舟越保武作品が設置されていた。まあ、これがお目当てだったのだが、ここも「出る」らしく、他に人間彫刻も多数。母親連れの子どもたちも大勢駆け回っていた。公園からふらふらと街を歩いて、北上駅に向かう。駅前の野外彫刻を探ってから、北上川の辺を散策。ほんとうは川を渡ると、北上展勝地という公園があるようだが、もう夕暮れも間近で、歩き疲れていたので、今回は見送り、駅に近い側の岸辺を少し歩いた。川風が気持ちいい。赤トンボが多く飛んでいる。空にはもう秋の雲が浮かんでいた。


詩歌の森公園、日本現代詩歌文学館


詩歌の森公園の、舟越保武《EVE》(1989.3設置)。横手の《EVE》の1年前に設置。(財)日本宝くじ協会の寄贈。


JR北上駅西口の、照井榮《笛と女》(1984.11.30設置)


JR北上駅東口(新幹線口)の、「鬼剣舞レリーフ(1990)。レリーフ制作は、池田次男。



夕暮れの北上川

  • 日暮れから新幹線まで時間があり、その時間を潰すのがたいへんだった。夕食を食べていたのだが、時間潰しに危なくもう1食くっちゃいそうだった苦笑 やまびこ58号、北上20:03発に乗車。東京駅にはダイヤどおり22:58に到着。トク35・8680円。日付が変わる前には無事に帰宅した。