かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

京都



  • 日帰りで京都へ行ってきた。今回のお目当ては、牧野貴とジム・オルークの新作を、同志社大学寒梅館ハーディーホールで観ることで、併せて、京都市美術館若冲展と京都芸術センターの「ワームホール・トラベル」展を観てきた。
  • 今回は行きは飛行機、帰りは新幹線という組み合わせ。京都はゲストハウスを除くと、行楽シーズン中の宿代がバカ高く、とても宿泊する気になれない(できない、か...)。最近では大阪あたりも高くなり(そもそも宿が予約で埋まっている)、困っている...で、1泊するかどうか、迷っていたのと、早々に飛行機のチケットを買っていたので、今回の往復は、この組み合わせとなったが、日帰りなら、JR東海ツアーズの日帰り京都を利用して、早朝から行ったほうが、もう少しいろいろと回れて、よかったかもしれない。まあ、結果論ですが。
  • それはそれとして...最寄り7:00発のバスで成田空港へ。お客が多く、定時より少し遅れて8:10過ぎにT3に到着。保安検査場を通過して、164ゲートへ。Jetstar GK203便に搭乗。5分ぐらい遅れて、搭乗開始。9:51頃、離陸、11:00前に関空に着陸。11:10頃、飛行機を降りる。

  • 南海のカウンターで、京都アクセスきっぷ1230円を購入し、関西空港11:26→12:04天下茶屋12:11→12:34淡路12:38→13:10烏丸と移動。ここで、地下鉄に乗り換えて(1日乗車券600円を購入)、四条→烏丸御池→東山と移動。711でちょっとアイスコーヒーと白餡入りメロンパンで一休みしてから、京都市美術館若冲展へ。


  • 京都市美術館「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」 会場は1Fの南側3室を使った中規模展。監修は狩野博幸。マスターピース、近時発見の注目作などがほとんど出ていない(展示替えで、後には、京博やMIHO、静岡の有名作が出るには出る)、それこそ裏バージョンのような展覧会だが、同じ題材(例えば鯉)のものを執拗に並べるなど、ある意味、興味深い演出が随所に。京博所蔵、細見美術館所蔵のものの他、個人蔵(大半は古美術商のものか)の未見の作品も多く、それらのできの良し悪しはともかくとして、展覧会自体は楽しめるものだった。海外からの里帰りも、掛け幅が数点あった。また、義仲寺の天井画が出ていた。これを観るのは、たぶん初めて。絵の具の剥落が激しい、痛みの多いものだった。図録2200円。もちろん購入。始まって間もないということもあってか、すぐに会場にすぐ入ることができ、それほどの混雑でもなかったので、まあ、マイペースで観ることができた。1時間30分ほど。





  • あと、相国寺承天閣美術館若冲展とセットで観るべし、だなと。
  • 美術館の周囲をちょっと散策した後、地下鉄の東山駅に戻り、東山→烏丸御池→烏丸と同じルートを戻る。時間が中途半端に余裕があるので、どうしたものかとちょっと迷ったが、結局、京都芸術センターへ向かう。
  • 京都芸術センター
  • 観覧後、六角堂に立ち寄るなどぶらぶらしつつ御池通りまで上り、少し早かったが、適当な夕食を適当に食らい(でも牡蠣フライ食らったんだった)、烏丸御池今出川と地下鉄で移動。寒梅館入口で一応会場と時間を確認するなど。ちょうどたばこを吸いにJOが出てきた。
  • 相国寺あたりをぶらついた後、寒梅館のロビーのソファーに座って、開場待ち。
  • 牧野貴×ジム・オルーク(同志社大学寒梅館ハーディーホール)
  • 寒梅館、学外者を対象にした友の会(会費、無料!)があり、この日のイベントなども、数百円割引きなっていた。ちなみに、同志社の教員・学生は無料ね。
  • 20:10頃、終演。地下鉄で、今出川→京都と移動。新幹線に乗り換える。一応、終電の指定をとっていたのだが、1時間早い、20:36ののぞみに乗ることができた。今日中になんとか無事帰宅。