かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

大島・高松・丸亀

  • 瀬戸内芸術祭2016秋に行ってきた。西の島は一度も行っていないので、今回重点的に回ってみることにした。あと、先日、埼玉で聴講した山川冬樹のレクチャーにインスパイアーされて、春会期で行った大島も再訪することにした。
  • 日程の一部で降雨の予報もあったが、雨に遭うこともなく(夜間・早朝に降ったようだ)、3日間、好天に恵まれたのはラッキーだった。好天過ぎて、10月半ばだという3日間半袖で過ごしたぐらいだった。
  • 初日を除くと、平日だったが、思っていた以上に盛況だった。お客のほとんどは、お年寄りのグループ(稀に一人)で、いろいろな意味でけっこうヘヴィだった笑
  • 今回の瀬戸芸、大島の山川冬樹作品が素晴らしかった。他では、高見島の後藤靖香作品、伊吹島の小林耕平作品、コンタクト・ゴンゾ作品、ウィルフレド・プリエト作品が印象に残った。全体的には、あまりぱっとしなかったかな。3回とも通っているが、まあ、瀬戸芸はしばらくいいかな。
  • さて、最寄り5:30のバスで成田空港T3へ。ほぼ定刻通りの6:35過ぎに到着。保安検査場を通過して、164番ゲートへ。奥の方の、人のいない長いすで一眠りなど。本日搭乗の飛行機は、Jetstar GK411 成田8:10発。8:30頃離陸、9:35頃着陸。8:50発の高松行きリムジンバスに乗車。10:30頃、終点(JR高松駅)の一つ前の、ホテルクレメント高松で下車。こちらの方が、瀬戸芸の高松港インフォメーションに近い。インフォメーションで、西の島のアクセスマップなどを入手。アクセスマップは公式ガイドなどにも記載されているが、一枚物で字も大きく使い勝手がいい。
  • 第1日は、まず大島へ行くことにした。春会期の時、一度訪ねているので、だいたい様子はわかっていたが、日曜日ということもあり、少し早めに整理券配布場所で待機。10分前くらいにスタッフから簡単な説明があり、乗船40分前の11:00より整理券の配布開始。今回は整理券配布時に、帰りの便を選べるようになった。帰りは、この後に予定もあるので、2便の大島13:30発に乗船することにした。今回はわりと空いていて、希望者は余裕で整理券を入手できた模様。
  • 合羽なども持参したので、いささか持ち歩くのには重いリュックをコインロッカーに入れようと、高松駅へ。インフォメーション周辺のコインロッカーは大小問わずほとんど空いていたのだが、駅中のコインロッカーはほとんど使用中で、小型は一つも空いていない。次善の策として、一つだけ空いていたバス乗り場の観光案内所のロッカーを利用する(ここは18:00まで)。
  • 高松港・4番のりばへ。11:30、整理券順に並ぶ。土休は定員増員のため、小型船と中型船の2隻での運行。小型船を希望。行きは天気がいいこともあり、前部甲板上に着席。大島までは20分ほど。海風に吹かれて、気持ち良くすごす。
  • 大島上陸。大島会場は、再入場ということで、観覧料が200円。こえび隊によるガイドによるツアー形式での観覧になるが、今回は2回目ということで、瀬戸芸の作品解説のところから、ツアーを離れて、自由に作品鑑賞ができた。早速、お目当ての山川冬樹作品へ。インスタレーションの核は、3面スクリーンによるビデオ作品で、それほど長くないとはいえ、繰り返し観るにはある程度時間が必要だったので、これはありがたかった。
  • 春に観た他の作品(一部手が加わっている?)は、端折っての観覧となってしまったが、やはりやさしい美術プロジェクトの展示がいい。
  • 13:20頃、集合場所に戻り、帰りも小型船に乗船。1便の船で来て、2便で高松に戻る人がわりといた。行きは小型船に乗ったのは2人だったが、帰りは5人。
  • 13:30高松港着。ほぼ定時の運行。高松港から徒歩で高松市美術館に向かう。途中、セルフのうどん屋があったので、まず一杯。
  • 高松市美術館 高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.05「見えてる風景/見えない風景」、2016年度第3期・常設展「光の画家−木村忠太/彫漆の世界−音丸耕堂」 瀬戸芸のパスポートで2割引
  • 高松駅まで徒歩で戻り、荷物をピックアップして、高松15:42発の快速に乗車。今回の高松滞在はこれで終了。栗林公園などでも展覧会が開催されているようだが、今回は割愛。屋島の展示やイサム・ノグチ庭園美術館なども行ってみたいのだが... 16:11丸亀着。
  • 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」、猪熊弦一郎展「ニューヨークでの制作 デザイン・壁」 金氏徹平展、これはいかがなものか、というぐらいオレ的にははまってしまった!のであった!!! 猪熊展、三越の包装紙を使ったインスタレーションも。 瀬戸芸のパスポートで2割引
  • 駅隣接のスーパーで食料などの買い出し。このスーパーにはお世話になった。その後、駅前のホテルにチェックイン。今回は西の島を回ることもあり、また、高松空港へのバスもある丸亀に宿泊することにした次第。ホテルはホテルアルファーワン丸亀。2泊、食事なし、で、8100円。部屋はシングルで、風呂はやや広めだった他、設備は一応、整っている。Wi-Fiも、ルーター借り出し方式だが、ばっちりだった。何よりも静かでよし。
  • ということで、風呂に浸かり、早々に就寝。
  • ここで、ちょっと交通費のまとめ。備忘を兼ねて、ちょっと現地でかかった3日間の交通費を書き出してみる。交通費がかさんで、ひー、という気分だったが、こうして書き出してみると、それほどでもないか...タクシーとか使っていないしね。

[第1日]

[第2日]

  • JR丸亀→JR詫間/JR 260円
  • JR詫間→須田港/バス(瀬戸芸) 無料
  • 須田港→粟島/旅客船 330円
  • 粟島→高見島/旅客船(瀬戸芸) 700円
  • 高見島→本島/旅客船(瀬戸芸) 1000円
  • 本島→丸亀港/フェリー 550円

[第3日]

  • JR丸亀→JR観音寺(往復)/JR 550円×2=1100円
  • JR観音寺→観音寺港(往復)/バス(瀬戸芸) 無料
  • 観音寺港→伊吹島(往復)/旅客船 510円×2=1020円
  • JR丸亀→高松空港/バス 1200円

合計 7470円