かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

大阪

  • 空港まではJRを利用。成田空港行きの快速電車の停車する駅まで歩き、6:47発に乗車。定刻の7:31に空港第2ビル駅に到着。T2からは連絡バスでT3に移動。
  • Jetstar GK203便、成田空港9:45→11:20関西空港を利用。少し遅れて、11:30頃、関空に着陸。11:56発の空港急行に乗車。関空ちかトクきっぷ(1000円)。大阪着が思ったより遅くなり、池田に行く予定を急遽変更することにした。難波で御堂筋線に乗り換え、淀屋橋まで。13:00頃、到着。
  • このあたりにある本郷新の彫刻をまずはじめに見て回る。ビジネス街の土曜日は人が少なく、ゆっくりと野外彫刻を見るにはもってこいだった。大同生命大阪本社ビルの植え込みに設置の、ブールデル《自由》と本郷新《北の母子像》を観覧。きちんとメンテされていて、状態もよかった。



アントワーヌ・ブールデル《自由》(1918ー22)



本郷新《太陽の母子像》(1976) 

  • 続いて、東土佐堀川沿いを歩く。ここにも、銅像や碑の類がいくつか。淀屋橋を渡り、中之島へ。目的地周辺で「大阪・光の饗宴2017」というイベントが開催中で(ルミナリエみたいなやつね)、周辺がイルミネーションやら、屋台やらで、ちょっとあれだった。銅像は予習したのだが、イベントは予習していなかった。失敗。イルミネーションの点灯までまだ時間があり、屋台も営業開始前なので、人が少なく、助かった。みおつくしプロムナードにある本郷新《緑の賛歌》を観覧。




《林市蔵先生記念像》(1953設置) 林市蔵は大正期の大阪府知事で、民生委員の制度をはじめて作り、これの普及に努めた。本記念像は、大阪府民生委員一同による顕彰記念像。中央に林市蔵の坐像を置き、左に説明板、中央上や右にも銅像がある、ちょっとおもしろいモニュメントになっている。



本郷新《緑の賛歌》(1973) 

  • 続いて、御堂筋へ。ここで「御堂筋彫刻ストリート」を観て回る。時間(と体力)の都合で、だいたい本町大通りあたりまで。大通りより、南にもいくつか設置されているようだが、今回は割愛。作品は人物具象がほとんどで、海外作家の作品も目立つ。小さなもの(スケールダウンしている?)が多く、中にはできがいまいちなものもあり、今ひとつ、心ときめかない。メンテがきちんとなされていて、状態がよかったのはうれしいところ。


大阪瓦斯ビルヂングと、朝倉響子《ジル》(1988/1993設置)。


北御堂津村別院と、淀井敏夫《渚》(1993設置)。


桑原巨守《大空に》(1995設置)

>参考:大阪市/御堂筋彫刻ストリート

  • 続いて、ザ・フェニックスホールへ移動して、お目当てを観覧。ムーとサイバーパンクを取り合わせたようなストーリーの作品だが、テクノロジーと音楽のありよう(少し前の現在?)が埋め込まれていて、そのあたり、興味深い。エキサイティングですらある。主人公の少年が自己滅却し、広大なネットの海に拡散する(神とともにある)ところで終わりなのだが、せっかくのいや〜な気分を、旧時代的なオペラ芸術の制度(カーテンコールね)で台無しにされて、持ち帰ることができず、がっかり。そんなわけで、いろいろ微妙笑
  • 終演後、国立国際美術館へ移動。土曜日なので、20:00まで開館している(が、ミュージアムショップは18:00で終了らしく、図録を入手できなかった。)。20:00近くまで観覧。


  • 再び、歩いて、阿波座のホテルまで。阿波座あたりに泊まるのは久しぶりかも。このあたり泊まる際によく立ち寄ったスーパー(ライフね)がロハス仕様になっていて、もとの通常仕様はホテルの前に新規開店していた。
  • 20:00過ぎにホテルにたどり着く。今回、宿泊したのは、ホテルオクウチオオサカ。設備が古く、Wi-Fiもないが、部屋が広く、そして、安い。ここは3回目ぐらいか。とりあえず、熱い風呂に入って、寝る。