彫刻放浪:谷津駅→新習志野駅周辺 習志野市の野外彫刻⑥
- 谷津バラ園再訪 実籾駅から京成津田沼に出て、ここで乗り替えて、谷津駅まで移動。実籾も谷津も各停しか止まらないので、乗り替えやらで、意外に時間がかかる。さて、先日来たばかりなのだが、谷津バラ園再訪である。駅からは500mほどで、たいした距離ではない。再訪したのは、実は見落とした作品が1基あり、それを観るため。特別料金の100円で今日も入場。前回同様、バラの咲いていないバラ園の客はオレ一人。まあ、のんびり観て回ろう。見落としていた鈴木徹(後に鈴木武右衛門)作品を観た後、その他の像も一通り観て回った。ところで、谷津遊園は1982年12月に閉園し、その後、習志野市がバラ園を引き継いだとのことだが、1985年作の橋本堅太郎《華》があるので、必ずしも谷津遊園以来の彫刻ばかりではないようだ。鈴木徹作品以外は、白セメント(もしくは、白セメント風の粧い)の像で、台座が薄いピンク、基部はグレー、本体は白に彩色されている。ちなみに中川為延のセメント像は各地に多く残っている。
鈴木徹《春風》。タイトル板はあるものの、薄れていて読みづらかった。80年代前半の作かな?(ちなみに武右衛門に改名したのは1994年のこと) 見落としの言い訳をしておくと、バラ園入り口横の案内板に他の4作(5基)が写真入りで載っているのに、本作は載っていなかったんだよね…
山本稚彦《フローラの像》(1957)。前回来た時は、脚立が邪魔だったけど、今回はさすがに片付けてあった。再掲。
中川為延《花の姉妹》(1957)。まあ、他の美人たちも載せておこうかと。再掲。
橋本堅太郎《華》(1985)。再掲。
斉藤高徳《白いコスチューム》。再掲。
- 習志野市袖ヶ浦運動公園再訪 谷津バラ園から京葉道路の北側の緑道を延々と歩いて、袖ヶ浦運動公園を再訪。かなりバテてきた。運動公園では体育館の中で工事をしており、ひょっとして舟越保武作品が観られないのでは…と焦ったが杞憂だった。ちゃんと観られました。
石橋亘《暢》。秋津地区連絡協議会の寄贈。
- 最後に、茜浜運動公園の子ども像を観に行く。力尽きそう…
《なかよし》というタイトルらしい。作者などは不詳。1994年7月、「ハミングロード」(習志野市東部から市街地を縦貫して茜浜まで続く約12kmの緑道)の終点に設置。