彫刻放浪:土浦→牛久→柏(3) 牛久
- 牛久駅西口
堀口恭《晨「あした」》(1987設置)。牛久駅西口再開発事業(完成記念)。
- エスカード牛久
中川敏之《春の詩》(1980/1987.3設置)。(牛久駅西口)再開発竣工記念碑として。エスカード牛久の北西側に設置。
- 牛久駅東口
子ども像。作者、タイトルなど、詳細は不明。像にサインと年記(1993.6?)があったが、よく読めなかった。牛久駅東口に設置。
- シャトー通り
牛久駅西口のシャトー通りの入口。
Gred Knapper《日時計》(1990)。陸橋の上に設置。
田中昭《精華》(1985.10)
武部豊《絆》
林昭三《幼》
佐藤助雄《踊る子供》
友澤正彦《小鳥と少女》。はじめボディコンさんがパラパラ踊っているのかと思った笑
北村誠峰《巣立ち》
牛久市の《巣立ち》の印記
帯広市中央公園の《育くめ青少年》とその印記 雨天のため、うまく撮れていない…
千歳市立図書館前の《巣立ち》とその印記
この北村誠峰という彫刻家の作品は、けっこういろいろなところで見ることができるようだが、オレが見たものにはタイトル板に作者名が明記されておらず、作者については足下の印記(を模したサイン)によるしかなかった。ただ、これが上掲のような篆書体でオレにはよく読めない。そんなわけで、今までに帯広市(《育くめ青少年》→ここ。牛久市の《巣立ち》と同じものか?)と千歳市(《巣立ち》→ここ。牛久市の《巣立ち》と千歳市の《巣立ち》の男児像は同じ?)で出会っているのだが、結局、作者はわからないままだった。それがここで、タイトル板の作者名から「誠峯」と彫られていることがわかり、作者がわかった次第。ちょっとうれしい。
- 牛久市立中央図書館
一色邦彦?《MINERVA》(1993)
一色邦彦《愛よ永遠に(ふれあいの像)》(1986)
《愛よ永遠に(ふれあいの像)》のミニチュア版が丘の下に設置されていた。点字による説明板もあったので、目の不自由な方が触れることができるように置かれたものだろう。
森岡慎也《フラワー(おむすびの花)》(御影石)。生涯学習センター前のロータリーには、若手作家の野外彫刻が設置されている(1年ごと)。検索すると、以前設置されていた作品もいくつか観ることができた。
彫刻放浪:土浦→牛久→柏(2) 土浦(2)(+阿見町)
霞ヶ浦総合公園の風車(写真、撮り忘れた笑)の展望台から霞ヶ浦方向を望む。
- 土浦駅まで戻り、西口のバス乗り場①から、関東鉄道・土浦・阿見線・阿見中央公民館行き8:20発に乗車。10分弱乗って、大岩田で下車(もう一つ手前の大岩田二区で降りた方がよかったかも。バス代も少し安かったし…)。農地の中の道を霞ヶ浦方向に霞ヶ浦総合公園まで歩く。5分ほど。
- 霞ヶ浦総合公園
伊藤釣《水郷乙女之像》(1987.3設置)。サッカーグラウンドの北西側に設置。
土浦市制施行50周年記念霞ヶ浦浄化記念碑《光の環のむこうに》(1991.3建立)。土浦市、霞ヶ浦浄化記念事業実行委員会による。作者などは不詳。風車の近くに設置。
タイトル不詳の女性像。タイトル板など見当たらなかった(失われたか?)。像に「T.Obari 95」とあったので、小張隆男により1995年に制作された作品だろう。時計塔(後ろに見える柱は時計塔のもの)とともに体育館前に設置。
公園入口にあったモニュメント? 作者などは不詳。
- 雄翔館(予科練記念館)・雄翔園/予科練平和記念館(阿見町)。体育館から霞ヶ浦総合公園バス停まで。5分ほど、徒歩。再び関東鉄道バスの阿見中央公民館行きに乗車。5分弱乗って、阿見坂下バス停で下車。予科練平和記念館に行くが、入場には予約が必要とのことで、今回はパス。野外展示されていた回天(実物大模型)や零戦21型(実物大模型)を観覧。続いて、雄翔館(予科練記念館)・雄翔園を見学。ここは自衛隊基地の一角にあり、敷地内に入るのに、受付が必要だった(新型コロナ対策で、体温を計り、アンケートも書いた)。雄翔館敷地外で、近づけなかったが、自衛隊の車輌(戦車含む)も展示されていた(基地公開のときにでも観られるのだろう)。
《予科練之碑》。制作は堤達男。雄翔園内に設置。
《山本五十六元帥像》(2002.2再建)。立体写真像。財団法人海原会による。雄翔館(予科練記念館)前に設置。
- 海軍航空殉職者慰霊塔(阿見町) 雄翔館から県道34号線・龍ケ崎阿見線を南西方向に海軍航空殉職者慰霊塔までとぼとぼと20分ほど歩く。茨城大学農業学部(阿見町キャンパス)の東側を通りかかったところで、阿見町合併35年記念碑が設置されていた。そこからは5分ほどで、海軍航空殉職者慰霊塔に到着。
《阿見の発展を支える》(1990.11設置)。ふるさと創生事業の一環として、合併35周年を記念して設置(1955年4月、旧阿見町・朝日村・君原村・舟島村(一部)の1町3村が合併した)。東京医大西交差点の東南、茨大通り沿いに設置。
《海軍航空殉職者慰霊塔》(1955/1955設置)。制作は清水多嘉示。保育園のすぐ裏手にあり、塔裏の説明板を観ていたら、園庭で遊んでいた園児に挨拶?されたのであった笑
- 荒川沖駅(土浦市) 関東鉄道バスで、茨大前バス停から荒川沖駅東口バス停まで移動。20分ほど。東口ロータリーの女性像を観た後、改札に電車の時間を確かめに行くと、ちょうど電車が来るところだったので、これに乗る。お腹が空いていたのだが…苦笑
中川敏之《湖に泳(あそ)ぶ》(1994.1.29設置)。土浦環ライオンズクラブが結成20周年を記念して設置。
彫刻放浪:土浦→牛久→柏(1) 土浦(1)
- 今日は土浦と牛久へ彫刻放浪。時間に余裕があったら、柏にも寄るつもりで、出かけた。まず、最寄りから京葉線・武蔵野線経由で、常磐線に乗り換え、新松戸→我孫子→土浦とJRを乗り継ぎ、7:30頃、JR土浦駅に到着。ここまで2時間弱。まず土浦駅西口から野外彫刻を探る。天気もいいし、まずまずの旅行日和ではあるが、あんまり日射しがあると、逆光のとき、お手上げなんだよな…
- 土浦駅西口
一色邦彦《彩湖》。土浦環ライオンズクラブ結成10周年記念事業。西口のペデ入口に設置。
渕上由隆《佇つ》(1985/1985.5設置)。土浦南ロータリークラブが創立20周年記念に建立。タイトルは像足下に彫られたものによる。台座正面に「湖水の美 茲にあつまる」(あっている?)と彫られている。
《鬼太郎&目玉おやじ》(1998.11.21設置)。土浦環ライオンズクラブが結成25周年記念に建立。原作というかキャラクターデザインはもちろん水木しげる先生。実際の制作は不明。アイバンクの案内だから、目玉おやじ、なのね。
- 川口ショッピングモール/MALL 505 国道125線と土浦ニューウェイの交差するあたり、高架に沿ってショッピングモールになっていて、そのあたりにいくつか野外彫刻があった。
能島征二《春の音》(1989.3設置)。土浦信用金庫が創立50周年記念事業として寄贈。
「川口ショッピングモール竣工」碑(1985.3設置)。作者などは不詳。裏側に陶板画で女性像と「川口ショッピングモール竣工」碑文、表側は名標「川口ショッピングモール」になっていた。
《高田保像》。作者などは不詳。土浦市出身の劇作家・随筆家、高田保(1895−1952)の文学碑。
伊藤釣《憩》(1984.9)。1986−87年度国際ロータリー第255地区年次大会記念(ホスト:土浦南ロータリークラブ、コ・ホスト:土浦ロータリークラブ)。像には《Maitreyah》(Maitreya、弥勒菩薩)ともあった。なお、「釣」の読みは「ひとし」。
- 土浦港周辺
小森邦夫《湖畔に佇つ》(1989.3設置)。土浦信用金庫が創立50周年記念事業として寄贈。
《色川三郎兵衛之像》(1989.11.21再建)。オリジナルの像の制作は一色五郎、再建像の制作は一色邦彦、台座制作は青木三四郎。当初、1937年に紅葉ケ丘公園に一色五郎によるオリジナル像が建立されたが、これは戦時中に供出された。その後、1989年にオリジナルに基づき、一色五郎の次男の彫刻家、一色邦彦により再建像が制作され、現在地に設置された。
>参考:NPO法人 NEWSつくば 「《霞月楼コレクション》8 一色五郎 地域を愛し地域に愛された彫刻家」(2020.9.20) 「《霞月楼コレクション》番外編 一色五郎ゆかりの場所」(2020.10.4)
土浦港を囲む壁に絵が描かれていた。中でも、ちょっとサイケなこれがなかなかいい。
- 土浦駅東口
《風》。作者など不詳。植え込みのため、台座回りを確認できなかった。
《暁》。作者など不詳。こちらも、植え込みのため、台座回りを確認できなかった。