- 今日は土浦と牛久へ彫刻放浪。時間に余裕があったら、柏にも寄るつもりで、出かけた。まず、最寄りから京葉線・武蔵野線経由で、常磐線に乗り換え、新松戸→我孫子→土浦とJRを乗り継ぎ、7:30頃、JR土浦駅に到着。ここまで2時間弱。まず土浦駅西口から野外彫刻を探る。天気もいいし、まずまずの旅行日和ではあるが、あんまり日射しがあると、逆光のとき、お手上げなんだよな…
- 土浦駅西口
一色邦彦《彩湖》。土浦環ライオンズクラブ結成10周年記念事業。西口のペデ入口に設置。
渕上由隆《佇つ》(1985/1985.5設置)。土浦南ロータリークラブが創立20周年記念に建立。タイトルは像足下に彫られたものによる。台座正面に「湖水の美 茲にあつまる」(あっている?)と彫られている。
《鬼太郎&目玉おやじ》(1998.11.21設置)。土浦環ライオンズクラブが結成25周年記念に建立。原作というかキャラクターデザインはもちろん水木しげる先生。実際の制作は不明。アイバンクの案内だから、目玉おやじ、なのね。
- 川口ショッピングモール/MALL 505 国道125線と土浦ニューウェイの交差するあたり、高架に沿ってショッピングモールになっていて、そのあたりにいくつか野外彫刻があった。
能島征二《春の音》(1989.3設置)。土浦信用金庫が創立50周年記念事業として寄贈。
「川口ショッピングモール竣工」碑(1985.3設置)。作者などは不詳。裏側に陶板画で女性像と「川口ショッピングモール竣工」碑文、表側は名標「川口ショッピングモール」になっていた。
《高田保像》。作者などは不詳。土浦市出身の劇作家・随筆家、高田保(1895−1952)の文学碑。
伊藤釣《憩》(1984.9)。1986−87年度国際ロータリー第255地区年次大会記念(ホスト:土浦南ロータリークラブ、コ・ホスト:土浦ロータリークラブ)。像には《Maitreyah》(Maitreya、弥勒菩薩)ともあった。なお、「釣」の読みは「ひとし」。
- 土浦港周辺
小森邦夫《湖畔に佇つ》(1989.3設置)。土浦信用金庫が創立50周年記念事業として寄贈。
《色川三郎兵衛之像》(1989.11.21再建)。オリジナルの像の制作は一色五郎、再建像の制作は一色邦彦、台座制作は青木三四郎。当初、1937年に紅葉ケ丘公園に一色五郎によるオリジナル像が建立されたが、これは戦時中に供出された。その後、1989年にオリジナルに基づき、一色五郎の次男の彫刻家、一色邦彦により再建像が制作され、現在地に設置された。
>参考:NPO法人 NEWSつくば 「《霞月楼コレクション》8 一色五郎 地域を愛し地域に愛された彫刻家」(2020.9.20) 「《霞月楼コレクション》番外編 一色五郎ゆかりの場所」(2020.10.4)
土浦港を囲む壁に絵が描かれていた。中でも、ちょっとサイケなこれがなかなかいい。
- 土浦駅東口
《風》。作者など不詳。植え込みのため、台座回りを確認できなかった。
《暁》。作者など不詳。こちらも、植え込みのため、台座回りを確認できなかった。