2011年12月10日のメモ（つぶやき）

ギガサイケを見るべく、青春18きっぷ（冬の青春18きっぷの利用期間は今日からなのだよ。いいタイミング！）を使って、名古屋へ。土曜日なので、まあまあ空いている。早朝に出発にしたので、直行すると昼頃に名古屋に着いてしまう。時間をもてあますのが目に見えているので、今日は、これまで下車したことない豊橋で下車。路面電車（豊橋鉄道・市内線）で、豊橋公園前で下車。豊橋市美術博物館へ。
豊橋市美術博物館へ来たのは、ここで以前開催された展覧会の図録を買うのが目的。購入した図録は、『正宗寺所蔵　長澤蘆雪展』（1990年開催）と『豊橋市の寺宝III　正宗寺展』（2002年開催）の2冊。ともに正宗寺（しょじゅうじ）の旧方丈障壁画を展示した展覧会で、もちろんその図版がお目当て。たしか2000年「長澤蘆雪展」（千葉市美術館、和歌山県立博物館）、2006年「応挙と芦雪」（奈良県立美術館）、2011年「長沢芦雪展」（MIHO MUSEUM）といった近時開催の大規模な芦雪の展覧会にも出ていなかったと思う。正宗寺の芦雪画は、宮島新一『長澤蘆雪』（日本の美術219）掲載の白黒の図版で知った。正宗寺では隔年で8月下旬にこれら芦雪画を寺宝展として公開しているようで、何度か見る機会を伺ったのだが、未だ果たせないでいる。そんなわけで、まずは図版でなりとも全貌を知りたいと、今回図版購入に訪れた次第（あっ、もちろん直接行かないでも通販してくれますが・・・）。