かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

養老→岐阜

6:10頃、起床。6:30から始まるホテルの朝食を食らってから、出発の準備。7:10頃チェックアウト。名古屋駅まで歩く。途中、柳橋中央市場を通り抜けたのだが、ちょうど前を、うなぎがたくさん入ったビニール袋を提げた人が歩いていた。
JR名古屋7:43発快速みえ51号で桑名まで一駅。桑名で養老鉄道に乗り換え。8:09発大垣行に乗車。単線で、乗車した列車は3両編成。570円。約1時間かけて、養老に向かう。この電車、山の裾野を山沿いに走る、という印象で、それほど山中を走るわけではない。進行方向の左手に山、右手に田んぼという風景が続く。いくつかの駅を除いて、ほとんどが無人駅。
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9:00過ぎに養老に到着。養老駅無人ではなかったが、売店やコインロッカーなどの設備はなかった。駅にあった養老周辺の地図(コピーだったが)をもらい、目的地に向かう。それにしてもものすごく暑い。暑いので、歩いている人間なんて、人っ子一人いない。歩いて10分ほどで、岐阜県こどもの国に到着。「こどもの家」の入口にコインロッカーがあったので、リュックを預け、身軽になる。有料100円。土曜日だが、まだ時間が早いのか、ほとんど人の姿はない。
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ここで、気を引き締めて、山側に隣接の、養老天命反転地に向かう。養老天命反転地では、ちょうど改修工事をしており、養老天命反転地記念館と他に2カ所ほど立ち入りができなかった。(そのため、料金も団体料金の520円に割り引かれていた。パンフとともに、塩飴をもらえたのが嬉しかった。塩飴買い忘れていたのよ)記念館に入れなかったのは残念だった。
養老天命反転地については、これまでHPや図録で観た、1995年オープン時の整然とした「作品」の姿しか知らなかったわけだが、それから20年を経た「作品」はワイルドに変容していた。それは「野生化」とでも言ったらいいか。
夏場ということもあり、木々が茂り、下草も伸びて、行く手を遮る。蜘蛛の巣が張り巡り、足下には蛇や蜥蜴が這っていたりもする。外周は高く聳え、その内部も急峻な斜面で覆われている。そして、ここを狭しと、さまざまなオブジェ群が伸び放題の植生とともに、ひしめき合っている。目に入る光景は、一足歩くごとに刻々と変化する。
最高におもしろかった。こんなにわくわくするとは、思ってもいなかった。
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園内に1カ所ある自販でペットボトルを購入して、芝生で休憩。さすがに疲れた。
さて、どうしたものか、と考える。予定では、養老の滝あたりまで、歩いてみようかとも思っていたのだが、さすがに疲れて、これはどう考えても、無理っぽい。公園内にも見学するべきところも他にあったが、今回はここまでとし、代わりに、葉山展を見逃して以降、ずっと懸案だった岐阜県美術館の「日韓近代美術家のまなざし」展に行くことにする。
こどもの国で、リュックを回収。この頃になると、こどもプールを目指して、親子連れがぼちぼちと登場。こちらは反対に、養老駅に戻る。11:31養老発で、大垣まで。少し早めに着いたので、11:56大垣発の新快速に乗れた。おかげで、12:10に西岐阜駅南口発のコミュニティバスにものることができたのは、ラッキーだった。前日、入手したちらしに割引き券がついていたので、これを利用して、100円引きで入場できた。

岐阜県美術館
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王様の格好をした学芸員(推定)がこどもたちを引き連れ、館内を回っていた。夏休み企画?見ていたら、「ここが〜じゃ」といかにも王様口調で楽しそう笑
美術館から西岐阜駅までは歩き。アスファルトの照り返しが激烈な道を15分ほど歩く。この後は、延々の乗り鉄デイの予定なので、途中で(そして、入るまいとも思っていた)吉野家に入ってしまった(激省)。
ということで、以下、東海道をまっしぐらで東京に向かう。西岐阜14:20発新快速(女の運転手さんで、えらくかっこよかったゾ)、蒲郡15:32発、浜松16:37発(「ふくろい遠州花火」というイベントの当日で電車がいくぶん混雑する)、沼津19:05発と乗り継ぎ、まあ、遅れもなく、無事に帰宅。