かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

豊田、瀬戸

  • 7:30頃、起床。身支度をして、1Fに降りて、朝食。バイキング形式。和食で軽めに。8:30頃、ホテルをチェックアウト。ここも中国人の観光客が多かった。
  • 伏見駅から鶴舞線名鉄経由で豊田市まで。760円。名古屋・愛知は完全に自動車王国で、電車が割高感が強い。土日の地下鉄ならドニチエコが使えるが、平日は一日券が高めなので、これもいまいち。名鉄はそれに輪をかけて割高な印象。まあ、仕方がないか。9:30頃、到着。徒歩で、豊田市美術館へ。少し早く着いたので、開館まで庭園を一回り。
  • 山口啓介展は素晴らしかった。また、開館20周年記念のコレクション展もよかった。山口啓介展の図録を購入。2700円。本編(画集)と別冊の2冊組。本編は、先のいわき市立美術館の展覧会「原ーききとり」展での展示作品も含めた、作品集的なもの。別冊は、現在制作中とのことで、これは後に送ってくれるとのこと。内容は、いわき展と豊田展の会場風景かな?



豊田市美術館にはこれまで一体何回来ていることか?前回の企画展も来たし。


陶磁資料館南駅から東方向を望む。

  • 陶磁資料館南駅から美術館までは600メートルとのことだが、これは美術館の敷地までの距離で、展示が行われている本館まではもう少しある。1キロメートルくらいあるのではないか。
  • 愛知県陶磁美術館は、今回初めて来た。美術館は、瀬戸市街の南側の丘陵の上にある。広々とした敷地にメインの展示施設である本館の他、いくつかの施設があり、また、陶磁作品の野外展示も点在している。最寄り駅が陶磁資料館南駅であるが、これは、この美術館の旧名が、愛知県陶磁資料館だったのが、今も残っている。今回は、お目当ての企画展「煎茶」と常設展を観覧。野外他は寒いこともあり、今回は割愛。「煎茶」展は中規模の企画展で、煎茶(道)の概要が、道具類も含めてわかったのがいい。絵画は思ったより少なめで残念。常設展は、日本の陶磁(通史的)や世界の陶磁について、所蔵の名品とともに概観できる。地下には、現代作家の現代美術(的な)作品も展示。


本館はこんな感じの建物。

  • 再び陶磁資料館南駅まで歩き、藤が丘駅で地下鉄東山線に乗り換え、名古屋駅まで。360円+300円。1時間ほど。名古屋駅の地下街で食事をして、バスまでの時間をつぶす。
  • 帰りもバス。17:30発の新東名スーパーライナー。空いていて、隣席がいなかったので、楽だったが、どこからか、イヤホンの音漏れが微妙に聞こえてきて、やれやれな気分。こちらもやむなくイヤホンで対抗するが、できればしたくない。
  • バスは、定時に出発し、遠州森松PAで20分、鮎沢PAで10分(足柄PAの駐車場がいっぱいで一つ先の鮎沢に変更。鮎沢の駐車場も大型車がいっぱいだった)の休憩を挟み、10分ほど早く東京駅日本橋口に到着。車中ではクリフォード・D・シマックの新訳『中継ステーション』を読む。前に旧訳版『中継ステーション』を読んだのは、ひょっとして40年ぐらい前か? 大手町から地下鉄経由で無事に帰宅。