かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

福岡→大牟田

  • 福岡市美術館が9月からリニューアルのための長期休館に入るとのことで、その前に一度訪ねることにした。これが今回の旅行のテーマ。先に開催された九州派の展覧会も観たかったが、これは都合がつかず、今回の日程での旅行となった次第。開催中の企画展は、近代日本の洋画における「静物画」をテーマにした展覧会で、地味なテーマとはいえ、見応えのあるものだった。でかけてよかったかと。他に、三菱地所アルティアムで、伊藤隆介の個展が開催中なので、併せて訪ねることにした。当初のプランはここまでで、あとは、柳川に行って、うなぎを食らうとか、博多港から船で志賀島に渡り、自転車で一周するとか、いろいろと妄想していたのだが、日本ツアー中のThe Observatoryのライブが大牟田であることを知り(福岡は6月29日だった)、妄想を全て却下して、大牟田に行ってみることにした。大牟田西鉄の特急で天神から1時間。それほど遠くはないし、こういう機会がないと、なかなか行くこともないだろう。The Obserbatoryの今回の日本ツアー、初日の短いセットこそ観られたものの、東京の、他の2回は予定が被って行くことができないことも今回の大牟田行きを後押しした次第。
  • 今回は、往復ピーチなので、成田空港のターミナルは、T1になる。最寄り5:30のバスに乗車。1時間で、T1に到着。時間に余裕があるので、せっかくのT1だからと、ターミナルビル内のパブリックアートを見て回る。4Fの山口晃中村哲也の作品など。1Fに降りて、ピーチのカウンターでチェックインした後、保安検査場を通過して、出発ゲートに向かう。本など読んで、搭乗を待つ。本は、ポケットマスターピースのスティーヴンソンの巻。なかなか進まない。
  • 飛行機は、ほぼ定時の運行。機中は、寝不足がたたり、ちょっと不調だったが、なんとか無事に到着。雲が低く垂れ込めているが、雨は降っていない。地下鉄で大濠公園まで移動。300円。大濠公園からは美術館までは歩きだが、いつもは池に沿って行くところを、今回は趣向を変えて、少し遠回りになるのだが、浮島を結ぶ橋を歩いて対岸まで渡ることにした。途中から、雨が降り出し、だんだんと強くなる。足下がびちゃびちゃになりつつ、福岡市美術館に駆け込む。



バリー・フラナガンのうさぎ。バリー・フラナガンの名前が『人工地獄』にも出てきた。

  • 西鉄福岡(天神)駅まで、移動。16:00発の大牟田行き特急に乗車。1時間ほどで大牟田駅に到着。西口からJRのある東口に回り、駅前の観光案内所(大牟田観光プラザ)を覗く。ここで、観光マップの類を入手。大牟田は、三池炭鉱関連で、世界遺産明治日本の産業革命遺産」の構成資産がいくつかある。三池炭鉱宮原坑、三池炭鉱万田坑、三池炭鉱専用鉄道敷跡、三池港などだが、明日、時間があれば、これらのうち、いくつかを見学するつもり(だったのだが、残念ながら、荒天のため、これはまたの機会に、となった)。この後、ホテルまで歩く。駅から10分ほど。


  • ホテルにチェックイン。今回の宿はいくら格安とはいえ、ちょっと難儀なホテルだった。フロントの対応もいまいち。部屋もばっちく、狭い上に、設備も古かった。Wi-Fiがあったこと以外、いい点はなかった。二度と泊まらない。けちって安いところにしたのが失敗だったと、いつもと同じような反省。
  • しばらく休憩してから、大牟田ふじに向かう。
  • 大牟田ふじ



  • 終演後、ホテルに戻る。まあ、風呂入って、我慢して(笑)、寝る。